PFF(iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF)は毎月分配型の高配当ETF

銘柄分析

PFFの銘柄情報

PFF詳細

ティッカー:PFF

ベンチマーク: ICE 上場優先株式 & ハイブリッド証券 インデックス

設定日: 2007/03/26

経費率:0.46%

運用資産:167.9億ドル(59/2327位)

配当利回り:5.62%

配当回数:毎月分配型

みんな大好き毎月分配型ETFのPFF、運用資産は上位2.5%に入る巨大ETFです。高配当、毎月分配型ということで、安定的なインカムが獲得できるのが良いですね。

経費率は0.46%と若干高めといった感じです。VOOとかは0.03%とかなので、さすがにそれと比べると高く見えます。

許容範囲ではある、ということにしましょう。

債権と株式の両方の性質を有する証券に投資をする

ブラックロック公式HPより

この画像は、ブラックロックHPのPFFのファクトシートからの引用になります。

PFFは今更紹介不要かもしれませんが、高配当ETFとして有名な銘柄です。インカムができる、債権的な要素を並立させたETFとります。

この債権と株式の両方の性質とは一体何でしょうか。

いいとこ取りであれば、債権は値動きがマイルドで元本保証、安定したインカム。株式は対象的に元本保証は無いけどキャピタルゲイン(売却益)が狙えます。

この疑問はセクターのポートフォリオ割合を見れば分かるでしょう。

優先株式とは

日本では、一般的に伊藤園が有名ですが、決議権がない代わりに、優先的に余剰配当が受けられる、配当金が多い株のことです。

基本的に一般市場に出回らず、大口金融機関などに買い取られる事が多いです。

よって、我々のような一般ピーポーには購入できないため、PFFを通して間接的に投資が出来るわけです。

業種別ポートフォリオ割合

2019/9/30時点

草生えるわ、債権と株式の性質をあわせる=金融とは……、なるほど。

銀行、各種金融で分けてるけど、どちらも金融ではないでしょうか😅

ほぼ金融株と同じ様な値動きをすることが想定できます。

以前はもっと金融保有比率が高く、8割を超えていましたが、構成を組み替えたようです。

また金融系以下も、公共事業、不動産保険、電気通信エネルギ―ヘルスケアと、ディフェンシブな銘柄が目立ちます。

リセッション時にも価格が出来る限り減少しないように、ディフェンシブにしつつ高配当を達成させるために、債権に間接投資できる金融保有率が高くなっています。

上図は、景気や金利の状態によってパフォーマンスを相対的に良く出すセクターの分布図です。

これを見ると分かりますが、金融株はほぼセンターに位置しており、景気に左右されにくいので債権的と表現されるのも分かります。

あくまで相対的にパフォーマンスが良いというだけなので、もちろん下がることは普通にありますが。

配当推移

基本的に配当は減少傾向にあります。

今後も減少し続けるのであれば、保有する理由はほぼ無いと言えますね。

配当利回りの推移はこのとおりです。

配当利回りは設定来から高いことが分かりますが、およそ5~6%で推移していることが分かります。

配当自体は維持もしくは減少傾向にあることから、株価が下がったタイミングが目に見えてわかりやすいです。

チャート推移

配当金と同じく本当に少しずつ右肩下がりになっています。

一方で株価の横ばい具合は素晴らしいほど債権的です、2009年の金融危機は、金融セクターが多いため大きく減少していますが。

2009年でも分配金を出しているので、インカム狙いではそこは安心していいでしょう。

しかし2009年以降って10年の長期に渡る好景気だったような……(;´∀`)

ディフェンシブ銘柄多めでもこんなに株価が上昇しないのですね。

2015のチャイナ・ショックや2018年末の世界同時株安でも対して株価下げてないのは、構成するセクターのおかげでしょう。

金融危機は厳しいですが、それ以外の通常の景気後退であれば株価は大きく下げないと思います。

トータルリターン比較

はい😩

黒がPFFです、一応債権ETFとしてBNDやHYGも比較にいれてみました。

過去10年が長期的な好景気ですからね、PFFのリターンは60%、一方SPYやVYMは200%超えています。

PFFのリターンはほぼ分配金であることは明白です。

しかし、S&P500の過去全ての平均リターンは6~7%と言われており、決してPFFが劣後しているとは言えないです。

あくまで、ずーっと好景気相場だったが為にリターンがダブルスコアどころかトリプルスコア食らって負けているだけなのです。

総括

懸念事項は分配金が減少傾向であること。一方でS&P市場平均に近いリターンを分配金で出せるのは強い、かなりディフェンシブなETF

PFFは以前と異なり、金融セクター保有比率を下げ、ディフェンシブ銘柄に入れ替えました。

金融危機時の価格減少は、リーマン・ショック時のように大きく下がることは無いでしょう。

長期投資をするなら、PFFはかなりアリだと考えます。

しかしながら、とにかく分配金の推移が減少傾向なのが気になります。あと経費率の高さですね。

一つ、利回り6%を目安に買い入れてみようかと思います。

それではまた次回お会いしましょう。

※関連記事です

債権ETFについて検討した記事です。歴史的に株式のリターンに劣後するので、債権ETFはあまり保有することは無いです。PFFは金融株以外のセクター保有率が上がるので、株的な性質に近づくことになりそうです。

現在世界的な金融緩和以降、資金が世界的に出回っている状況です。ETFは資金の流入が年々増えています。ETF=分散、安全と高をくくらずにいたほうが賢明かもしれません。

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