JTの2019年12月期決算は悪く連続増配は止まるようです

銘柄分析

JT、純利益3期連続減

 日本たばこ産業(JT) <2914> が6日発表した2019年12月期の連結業績は、売上高が前期比1.8%減の2兆1756億円、純利益は9.7%減の3481億円で、3期連続の減益となった。紙巻きたばこの販売量が減ったことや、医薬事業での抗エイズウイルス(HIV)薬のライセンス契約解消が響いた。

〔決算〕JT、純利益3期連続減

2020年2月6日、JTの2019年通期決算が発表されました。

相変わらず内容は悪かったです(笑)

JTの決算数字が横に並んでて見にくいですね。

内容としては

  • 売上前年比-1.8%
  • 純利益-9.7%
  • EPSは195.97円(前年比-8.9%)

といった感じでした。

部門別売上は以下のとおりです。


売上の60%が海外たばこ、28%が国内たばことなっており、医療・加工食品は全体からみれば10%しかありません。

2018年比で見ると、セグメント別では医療部門が大きく減少しています。

一方で国内たばこは-約1.7%、海外たばこの減少率は0.2%です。

売上収益売上収益は、国内たばこ事業、医薬事業、加工食品事業の減収により、前年度比1.8%減の2兆1,756億円となりました。なお、海外たばこ事業においては、単価上昇効果による堅調なパフォーマンスがネガティブな為替影響をほぼ相殺しました。

2019年12月期決算短信

国内もそうですが、単価上昇によって売上減少を相殺しています。

決算では為替影響と書いてありますが、どちらかと言えば売上本数の減少がメインだと思われます。

今後も売上本数は減少していくことから、単価上昇効果がいつまで続くか、と言ったところでしょう。

配当の安定性を見込んで増配、無し!w

ここまで連続して増配していたのですが、増配せず配当は維持の方針のようです。

2019年のEPSが195.97円でしたが、2020年の予想配当性向を見る限り来期想定EPSは170円程度を見込んでいるようです。

まぁ、ぶっちゃけそのくらいになりそうですね、だって2018年→2019年はEPSが20円が減少していますからね。

同じ様に20円が減れば175円くらいになります。

安定性を重視し、ということですが、個人的には無減配であればまぁ許容範囲内です。

本当は連続増配が一番ですけどね!!!!

決算を見ると、海外たばこ及び海外食品加工部門においては、為替を無視すると売上上がってるようです。

とはいえ販売本数は世界的に減少しているので、2020年期も売上減少でしょうね。

財務諸表推移

フリーCFがめちゃんこ上がってます。

これは投資CFが昨年より減っただけでなく、営業CFが増えていることも影響しています。

ただし配当性向もかなり上がっていますね、来期は90%かもしれないです。

これなら調子に乗って10円ずつ配当金上げずに、5円ずつとか微増にして計画的に増配すればよかったのに、って思います。

下手したら2020年中に株価2000円下回りますね。

株価は2015~2016年をピークに現在2300円までさげてしまっています。

たばこの売上がJTの生命線ですし、世界的に健康懸念が進みタバコの売上はとにかく下がっていますからこうなるのも当然という感じでしょうか。

仮に2000円下回ったら買い増ししても良いかもと思いました。

とは言えタバコ株はアルトリアがあるので、出来ればそっちにつぎ込むか、フィリップ・モリスに入れるかしておきたいですね。とは言えJTの配当利回りが2000円を下回ればすごいことになりそうです。

JTは食品加工、医療事業も進めていますがそちらはやはり売上としては厳しいものがあるでしょう。

市場としてはJTはメインが海外たばこ、サブで国内たばことしか見ていません。

アメリカでは喫煙可能年齢を21歳からに引き上げるなど、今後たばこに対する風当たりはドンドン強くなるでしょうね。

たばこは依存性が高いため、価格を上げても売上減少の下方硬直性は高いですが、JT含めたばこ株の受難はまだまだ続きそうです。

それではまた次回お会いしましょう。

※関連記事です

JTの銘柄分析記事です。JTも高配当銘柄ということあって人気がありますが……現在はたばこ株全体に逆風が吹いていますね。

JTは配当金以外にも加工食品を送ってきたり、自社製品のプルームテックを送ってきたりします。

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