IBMの第4四半期決算は予想を上回る好調、減益に歯止めがかかる!

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クラウド事業が好調で総売上高は前年比0.1%増

米IBM(IBM.N)が21日発表した第4・四半期(昨年10─12月)決算は利益率の高いクラウドコンピューティング事業が好調で、売上高が市場の減少予想に反し6四半期ぶりに増加した。通年利益見通しも市場予想を上回った。

IBMの第4四半期、6四半期ぶり増収 クラウド好調

5四半期連続で減益でしたが、ついに売上高が前年比増加しました。

IBM第4四半期決算より

部門別売上ですが、クラウド&コングニティブソフトウェア部門自体は前年比9%上昇ですが、クラウド事業売上に限れば23%の上昇です。

クラウド事業は、どのテクノロジー株でも売上を伸ばしていますが、IBMもレッドハット買収によって伸ばしてきましたね。

全体的に前年比の売上を拡大させた要因は、そのほとんどがクラウド事業によるものと言っていいでしょう。

レッドハットの売上は前年比24%上昇と、買収がうまくいったことを決算レポートではアピールしていました。

市場予想は売上高1%減でしたが、蓋を開けてみれば、0.1%増でした。

また、通年利益の見通しも市場予想を上回ったため、市場はこれを好感し、株価が一気に上昇しました。

高配当かつテクノロジー株で、増益であれば買わない理由はないですしね。

一時146ドルをマークしましたが、その後落ち着き144ドル付近です。

現在配当利回りが4.5%、PERが13.12と未だ割安水準であることから2019年通年レポート次第ではまた上昇するかもしれません。

IBMの配当利回りは未だ高水準で推移しています。

また、配当推移は連続20年増配を続けています。

未だ割安水準、市場は思ったより冷静なのではないか

売上が伸びるのは、レッドハットを買収していたため予測出来ていました。

市場は全体の売上低下をレッドハット買収のみでフォローしきれないと思っていたところ、案外耐えた点で安心材料の一つとして見られた為に株価が上昇したと見ていいでしょう。

つまり、未だ全く安心できる水準ではないということと、IBMへの投資は長期目線で投資をする必要があるだろうという点は気をつけておくべきでしょう。

やれ不発弾だの眠れる獅子だの散々な蔑称を与えられてきたIBMですが、売上の減少は一応通年で見れば2017年頃からストップがかかり始めています。

おそらく2019年は2018年比で多少減少程度で済むのではないかと思いますので、今後伸びる事業を更に大きく出来るか?という長期的に忍耐強く配当を慰めに待つ銘柄になると思います。

IBMは債務の安定性、自社株買い、余裕のある配当性向が光る堅調な財務状況が光る銘柄です。

情報技術セクターでこのような特徴を持つ連続増配高配当銘柄は珍しく、個人的にはもう少し保有しておきたいところです。

市場は次の起爆剤を待つという感じで、しばらくは140~145ドルを推移するのではないかな、と思います。

それではまた次回お会いしましょう!

 

※関連記事です。

第3四半期はクソ決算を期に株価を下げたのでその時に銘柄分析をしました。2019年の通年もそうですが、2020年第1四半期決算が重要になってくるでしょうね。

自社株買いをする銘柄は、株価を上げる傾向にありますが、その一方で良い投資先がないという頭打ちを意味する場合もあるので難しいところです。

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