FRB大規模米社債買入れ表明、再び株価上昇へ

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FRBは融資枠拡大へ、とにかく資金注入を繰り返す

米連邦準備理事会(FRB)は15日、中小・中堅企業向けの「メインストリート融資制度(MSLP)」を開始した。新型コロナウイルス対策としての緊急資金支援はこれですべて始動。総額4兆ドル(約430兆円)超と、中央銀行として経験のない損失リスクも抱えることになる。

MSLPの実務を担うボストン連銀が15日、融資の受け付けを始めたと発表した。対象は従業員1万5000人以下の中堅・中小企業で、資本市場で資金を直接調達できない多くの米企業が、FRBの支援を受けられるようになる。資金枠は最大6000億ドルで、4兆ドル弱ある米企業(非金融)のローン残高の15%近くに相当する規模だ。

FRB、6千億ドルの企業融資始動 未経験の損失リスク

コロナ第二波懸念でNYダウ約1800ドル下げ、日経平均も2万2000円を下回ったのですが、この表明を受けて株価が上昇しました。

FRBは民間銀行との間のみに融資をするが今回は緊急時ということで可能のようですね。

5日チャート、日経平均225
5日チャート、S&P500

日経平均に至っては、夜にFRBの表明があったために壁ができましたね。

こう見ると、日経平均と米市況はほぼ連動しています。日経平均は、米市況次第で動くだけですね。まぁ今に限ったことではないですが。

今回の動きは3ヶ月前から計画していたことなので、特にコロナ第二波懸念の株価対して動いた訳ではないのですが、結果的には第二波懸念の下げを止める形になりました。

VIX指数

VIX指数は下落傾向にあります。わかりやすく市場が安心しましたね。

ネガティブもポジティブも大きくなって相殺している

今の市場って、ポジティブ、ネガティブ双方大きくなってるようにも感じます。

理想的なのはネガティブな要因が減りつつ市場が改善される、すなわちコロナが収束に向かいつつ経済再開という形です。

一応ですが、第2波懸念があると言われているコロナの感染者数は一応減少傾向にあります。

新規感染者数
累計感染者数

米国の状況を見るに二度とロックダウンをするつもりはないし、感染者数も本当に徐々にではありますが拡大は控えている傾向にあります。

一部の州では増加傾向にあるということで第二波懸念で市場心理が悪化しましたが、アメリカ全体という観点から見ると一応増加率は減少しています。

これが再び全体で見て増加傾向に移るとちょっと怖いですが。

 

米ワシントン大の保健指標評価研究所(IHME)は15日、新型コロナウイルスの10月1日までの国内の死者数累計が20万1129人に上るとする予想を公表した。

 経済再開を受けた「第2波」の影響の大きさを考慮し、11日に約17万人としていた予測を上方修正した。

米の死者予測、20万人に 「第2波」の影響考慮 大学研究所

死者累計数の予測が結局20万人に。

4月頃の段階からトランプ大統領が想定死者数を6万5千人、7万人、8万5千人……と増やしていましたが、結局20万人まで予測される結果に。

第二波懸念というネガティブ材料は大きくなっているし、そんな中FRBの企業群への資金注入でポジティブ材料も大きくなっています。

個人的になんですが、このネガティブ材料も大きくなって、ポジティブ材料も大きくなっている今の市場はどうやったって不安定にならざるをえないと思います。

今が一番安い!とか慌てて株を大量購入するのではなく、時間軸を分けながら投資をするというのが最も良い……というかそれしか無いというのはコロナショックで痛感するところですね。

 

それではまた次回お会いしましょう。

 

※関連記事です

NYダウは先日コロナ第二波の恐れから1800ドルを超える下落幅を記録しました。これだけで下げるのは微妙ですが、実際に第二波に至れば下がるでしょうね。

FRBは2022年までゼロ金利維持を宣言しました。

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