連続増配17年のオクシデンタルペトロリウム(OXY)が大幅減配発表!!!

ニュース

現地時間3月10日12時発表

ヒューストン– 2020年3月10日– Occidental Petroleum Corporation(NYSE:OXY)は 本日、取締役会が2020年7月から、同社の四半期配当を1株当たり0.79ドルから0.11ドルに削減することを承認したことを発表しました。 2020年の設備投資は、52億ドルから54億ドルへと35億ドルから37億ドルへと増加し、さらに運用および企業のコスト削減を実施します。

オクシデンタルの社長兼最高経営責任者(CEO)のヴィッキー・ホルラブは、「世界的な商品価格の急激な下落により、バランスシートを強化し、債務を削減し続ける措置を講じています」と述べています。 「これらの措置により、当社のキャッシュフローの損益分岐点レベルはWTIの30ドル台まで低下しました。ヘッジのメリットを除くと、商品価格の低い環境で成功できるようになりました。」

Occidental Reduces Dividend and Capital Spending /Google翻訳

ヒューストン– 2020年3月10日– Occidental Petroleum Corporation(NYSE:OXY)は 本日、取締役会が2020年7月から、同社の四半期配当を1株当たり0.79ドルから0.11ドルに削減することを承認したことを発表しました。 2020年の設備投資は、52億ドルから54億ドルへと35億ドルから37億ドルへと増加し、さらに運用および企業のコスト削減を実施します。

オクシデンタルの社長兼最高経営責任者(CEO)のヴィッキー・ホルラブは、「世界的な商品価格の急激な下落により、バランスシートを強化し、債務を削減し続ける措置を講じています」と述べています。 「これらの措置により、当社のキャッシュフローの損益分岐点レベルはWTIの30ドル台まで低下しました。ヘッジのメリットを除くと、商品価格の低い環境で成功できるようになりました。」

Occidental Reduces Dividend and Capital Spending /Google翻訳

我が配当金生活の一翼を担うかもしれないと思い、虎視眈々と狙っていたオクシデンタルペトロリウムが大幅減配を発表しました。

ポイントとしては

  • 四半期斎藤0.79→0.11ドルの大幅減配
  • コスト削減による原油価格30ドル台まで損益分岐点を下げられる

というところでしょうか。

原油安が長期化すると1株あたり0.79ドルから0.11ドルへ減配するため約86%の減配となりました。

0.11ドルに減配したあと増配するのか維持するのかは分かりませんね。

OXYはアナダルコ買収に伴う巨額負債がありますので、他のエネルギーセクターのように原油安でも配当を維持するよりも、まずは会社存続を目標にした、というところでしょうか。

配当性向も近年安定していなかったので、2020年のコロナショックによる大幅原油安はちょうどよいキッカケだったのではないでしょうか(元々減配する気だったのではないか?)

連続増配年数というのは、その会社が株主還元に積極的な会社であるという証です。

投資において配当というのは安定的なインカムとして一つ重要な要素として注目されています。

確定した利益のため、株主の手に届くまでに課税されてしまうことから、配当は投資効率を下げる(勝手に利確されて損しているようなもの)という意見もありますね。

さて、OXYの連続増配年数は17年と立派なものでした。

個人的には財務諸表上ちょっと怪しいので、石油銘柄はロイヤル・ダッチ・シェルとエクソンの2つに投資する方針でしたが、利回りと財務上の健全性から注目はしていました。

多少厳しそうでしたが、それでも減配はまだしないかなと思っていました。

OXYの財務諸表です。

昨年のアナダルコ買収により、2019年は投資CFは凄まじくマイナスになりフリーCFも大幅マイナスとなりました。

原油安がが続く中どうやって経営効率を高め、キャッシュを創出していくのか?という所が焦点だったと思います。

2014年のシェール革命以降、まともな配当性向だったのは2018年の58%だけでした。ほかは大幅マイナスか、100%を大きく超えるかの2択です。

こう見ると、OXYは増配率がかなり低くなった事と、めちゃくちゃな配当性向で厳しいことが分かりますね。

連続増配37年のエクソンの財務諸表と配当推移、配当性向は以下のようになっています。

こう見るとOXYと比べて増配率は減少傾向ながら一応直線的に上がっている(2014年からは角度が弱くなってるが)、配当性向も100%超えが2年ほどあるものの、異常な数字とまでは言えない事がわかります。

フリーCFも一応毎年プラスだし、エクソンは一応まだ連続増配する体力はあるかな、というところです。

原油価格の新たなる水準

OXYが大幅減配を決めた決定的な理由は原油安です。

2020年の景気後退懸念から原油価格下落が見込まれており、原油価格安定のためにOPECプラスは協調減産協議をしましたが破談になりました。

これを受けてサウジアラビアは原油増産による価格大幅下落攻撃を仕掛けました。

少なくとも過去5年間を振り返ると、米シェール生産者は原油市場で中期的なアンカー(安定者)の役割を果たしてきた。価格が上がるとシェール生産が急増し、やがて供給過剰になって価格を押し下げ、シェール生産は価格が持ち直すまで減少するというサイクルが生まれた。

一方、サウジとロシアが実施した価格押し上げのための減産によって、米シェール業者は穴埋めのための増産と市場シェア拡大の機会を得る形になった。12年以降のほとんどの年で、世界の原油消費の増加分の全てないし、ほぼ全てをシェール生産者が取り込んでいる。

コラム:米ロ揺さぶるサウジ、原油増産という「荒業」の勝算

エネルギー需要は今後も人口増加・経済拡大に伴い増加すると予測されています。

かつて石油が枯渇するまでの年数なんて話が環境保全の一環で出てきましたが、シェールオイルや油田発見によって枯渇までの年数は大きく増えましたね。

今後中東戦争など大きい産油国になにか石油生産能力を阻害するような事由が無い限り、原油価格上昇の目は無いのが正直なところです。

原油需要が供給能力に対して少ないのが理由ですね。

石油各社設備投資などコストを減らして縮小することを考えているようです。

各社支出削減が迫られる

[ロンドン/ヒューストン 10日 ロイター] – 原油価格の急落を受け、シェブロン(CVX.N)を含む大手米石油会社の間で設備投資を削減する動きが相次いでいる。

シェブロンは原油価格の急落を受け支出削減を模索していると表明。「設備投資削減に向けた代替策を模索している。これにより短期的な生産は低下するが、長期的な価値は温存されると予想している」とした。

米石油大手、原油急落で投資見直し 安値続けば北米操業継続も疑問

各社生産能力を上げて売上を増やすというよりかは、生産を減らしてでもコストを更に削減するという方法を模索しているようです。

オクシデンタルペトロリウムの様に配当を減らす会社が出てもおかしくはありませんね。

配当性向から見ると、オイルメジャーもあまり安心できる数字ではありません。

エクソンなどは資産売却を進めており、支出削減に各社苦心しているようです。

オイルメジャーと言えども減配は避けられないかもしれませんね。

事業の永続性はあると思いますが、連続増配、無減配が可能か?という点で言えばかなり厳しくなってきているかもしれません。

私は保有割合に気をつけながら石油銘柄はホールドしていきたいと思います。

それではまた次回お会いしましょう。

※関連記事です

オクシデンタルペトロリウムの銘柄分析記事です。減配したので更に記事をリライトしなければとげんなりです。

2020年の1月3日にサウジ原油生産施設をイランがドローン爆撃しました。原油高になるとすれば中東戦争しか無いかなぁというのが個人的な考えですが、他にもなにかあるかもしれませんね。

長期投資において石油銘柄はアリだと思っていますが、各オイルメジャーは新エネルギーやコストダウンが求められています。エネルギー事業は参入障壁が高いのですが、半ばレッドオーシャンのような市場になっていますね。

※ランキングに参加しています、クリックしていただけると嬉しいです。(クリックするとランキングに飛びます)


ニュース
シェアする
仕事辞めたい男の投資ブログ

コメント