米国9月のISM非製造業総合景況指数、雇用統計が予測より悪化―ドル円1ヶ月ぶりの安値圏内に―

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・9月の米国ISM非製造業総合景況指数は先月から 3.8ポイント低下の52.6-2016年8月以来の低水準

・50が景気拡大、後退の分水嶺であり、未だ景気拡大にあたる

・しかし、米国雇用統計は予想を下回った。一方失業率は予想より良かった(3.5%)。

・これらを受け、株価下落後、これを受け利下げ予測から株価反発。一方ドル円レートは1円以上下落、米国債権利回りも下落。

・米国はGDPの7,8割がサービス業であることから、ISM非製造業総合景況指数の陰りは要注目

・景気後退懸念は更に深まった、定期買付けの額を下げるなどの選択肢もありか。

米国ISM非製造業総合景況指数は依然50を上回る。

米国ISM製造業景況指数は、8月が49.1、9月は47.8と二ヶ月連続で50を下回っていました。

50という数字はISM指数にとって、景気拡大、後退の非常に重要な分水嶺の標榜です。

ISM非製造業総合景況指数は、非製造業会社に景気の実感をアンケートして数値を出します。

つまり、米国のGDPの7,8割がサービス業であることから、非製造業ISMの後退は、米国経済に大きい影響を与えます。

2019年9月の米国ISM非製造業総合景況指数は、52.6でした。

investing.com

依然として、50は上回るものの、市場予想より悪かったことから一時株安になりました。

2016年来の低水準であることから、リセッション懸念が更に深まったと言えます。

2019年9月の雇用統計も数値は予想を下回る

米国の9月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比13万6000人増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は14万5000人増だった。前月は16万8000人増に上方修正された。

米雇用統計:9月雇用者数13.6万人増-予想下回る伸び

雇用者数の伸びも市場予想を下回っています。

消費大国のアメリカにおいて、雇用推移は消費量に大きく影響をあたえます。

そのため非常に重要な数値ですが、少し陰りが見えているとも考えられます。

しかし、現在米国の失業率は3.5%台であることから、ほぼ自然失業率に近い数字であります。

自然失業率とはインフレ率や景気に関係なく一定数存在する失業者のことです。

つまり、雇用者数の劇的な増加は見込めず、予想を下回ったとはいえ、すぐさまリセッションという結論に飛びつくのは早計です。

(とはいえ、かなり陰りは見えてきていますが……。)

株価は利下げ期待から反発、ドル円や米国債利回りは下落

S&P500
NYダウ

S&P500やNYダウは一時下落から、現在利下げ期待から上昇しました。

利下げは不要という論調(カードを切りたくない)は十分納得のある意見ですが、数字に陰りが出て市場は期待感が増しました。

ドル円レートは現在(2019/10/04 23:00)107円でした。


米ドルレート(2019/10/4)

雇用統計の数値は予想を下回ったものの、失業率は予想より良い数字であり、未だ米国の労働市場が不透明でありながら、好材料からすこじ上昇しました。

一時期106.5円下回りましたからね。

現在米国の株価は、経済実態よりも大きく評価されています。つまり加熱状態だと考えています。

少し市場心理が不安に傾くだけで、下落する小さなボートのような不安定さを併せ持っているような感じですね。

現金保有比率を上げるために、定期買付けの金額を下げるのも一案か

依然9月のISM製造業景況感指数の時に以下のようにツイートしました。

現物株しか手を出していないので、暴落が来たとしても会社が潰れなければ別に、という感じです。

現物買いの良い所は、長期ホールドをする場合に下落しても特に怖くないところですね。

別に借金こさえるわけじゃないのですし。

ただし、通常の収入レベルの私において、一回の入金はかなり慎重を期すものであります。

そのため、毎月の可処分所得を全て株に投下することによる、ほぼ定期定額積立てをするよりかは、例えば半分は現金として保有しておき、残り半分を投資するなどの方法もありですね。

仮に2016年同様、景気拡大継続に戻ればその時は、定期買付額を戻せばよいわけですしね。

非製造業ISM指数が低下したことは事実ですが、未だ50を超える景気拡大状態であることを考えると、安易な利下げ期待を持つのはいかがなものかと思います。

変に統計の数字に左右されず、一環した定期的投資をして、市場心理に流されないようにしましょう。

ついでにトランプ大統領のブチギレツイートに影響もされないようにしましょう。

 

それではまた次回お会いしましょう!

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米国は景気後退のサイクルの波に巻き込まれようとしています。やはり米中貿易戦争が鍵となりますが、仮に米中貿易戦争が終わっても、マイナスがゼロになるだけというのは心に留めておきましょう。

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