米国以外の高配当株への投資について

雑記

バロンズ拾い読みになるほど、という記事があったためピックアップ。

高配当株への重点的な投資をする私としては、今後の良い選択肢の検討材料になる話です。

米国S&P500の配当利回りが低下

2019年、米国の株式市場と債券市場は投資家に大きな成果をもたらした。唯一足りなかったのが配当である。S&P500指数の直近の配当利回りは1.80%で、昨年10月の1.92%から低下した。これは米国株の10年に及ぶ強気相場を反映している。株価が上昇すると配当利回りは低下する傾向にあるためだ。

それでも、インカム投資家は絶望しなくてよい。債券利回りは多くの国で米国を下回っているが、海外(米国以外)の配当株からは豊富な利回りが得られる。

バロンズ拾い読み

S&P500の配当利回りは1.8%となりました。

配当利回りと株価は相反する関係にありますから、株価が上がるということは利回りが下がるという事にほかなりません。

キャピタルゲイン目当ての投資であればよいのですが、私のようはインカム投資家にとってはちょっと由々しき事態です。

連続増配銘柄とはいえ配当利回りが2%台では税引き後の配当利回りは1%台まで下がってしまいます。

インカムによる不労所得でアーリーリタイアを目指す私にとっては米国市場の力強さは心強いとともに、作戦上投資がしにくくなってしまっています。

さて、ピックアップされたバロンズの記事によると、それであれば外国の高配当株に目を向ければ良いのではないか、という記事が出ました。

株価指数の直近の利回りについて、以下のように触れています。

海外の株価指数の直近の配当利回りは、ドイツのDAX指数が2.9%、英国のFTSE100指数が4.6%、東証株価指数(TOPIX)が2.3%、ブラジルのボベスパ指数が2.9%だ(S&P500は1.8%)。海外配当株は米国株よりもバリュエーションが低いことも魅力である。今年の予想株価収益率(PER)は、S&P500指数の18.7倍に対してTOPIXは14.6倍、FTSE100指数は13.6倍、ボベスパ指数は13.8倍だ。

バロンズ拾い読み

英国はかなり指数が好調で、4.6%という数字になっています。日本は……まぁこれなら米国かなという程度ですが、確かに米国以外のインカム投資はありな数字に見えます。

記事によると、「ホームカントリーバイアス」によるものではないかというものでした。

米国投資家向けの話ですので、米国人投資家が米国以外へは投資をしないのは、常に米国はあらゆる地域をアウトパフォームしてきたからである、というものでした。

確かに日本人は日本への投資が多いですね。これは投資環境の問題もありますが、よく分かる日本への投資がわかりやすいという事があります。

さらに自国が他国を上回るパフォーマンスを提供していたのであれば、そりゃ米国人は米国への投資に傾きますよね、という話です。

米国以外の外国株市場のリスク

もちろん、海外株式市場にはリスクもある。まず、多くの国では経済があまり堅調ではない。ゴールドマン・サックスは2020年の実質GDP(国内総生産)成長率について、大陸欧州と英国が1.1%、日本が0.4%と予想している。海外株への投資には為替リスクも伴う。さらに、多くの海外高配当株はバリュー株だが、過去10年の大部分でバリュー株はグロース株に対してアンダーパフォームだった。

バロンズ拾い読み

為替リスクは日本からの投資の時点ですでに生じているので、別に……という感じですが、GDP成長率は先進国は低いためそもそも経済が堅調ではないことが明らかです。

米国は先進国平均を大きく上回る3%を予想されており、EU、英国、日本を遥かにしのぎます。

すなわち、米国以外の国の企業への投資は、カントリーリスクという点で米国より不安材料があるということですね。

しかし企業というのは企業国籍の国でのみ、営業をしているわけではありません。

企業の国籍というものを気にするのではなく、どの国で企業を営んでいるかが重要になります。

例えばユニリーバ(英国)は、売上を新興国で伸ばしつつ、欧米へもしっかり販売しています。配当利回りは2020/2/14時点で2.95%です。

米国企業以外への投資でも優れた企業はありますので、そういった企業への投資でインカムを狙うというのは十分にアリな選択肢だと思います。

私は現在ロイヤル・ダッチ・シェル、ブリティッシュ・アメリカン・タバコへの投資をしていますね。

ADR銘柄配当ランキング

とは言え、米国株への投資は行いやすくなったのですが、それ以外への企業は投資が相変わらず難しいです。

ピックアップしたバロンズの記事では、コンパスグループ(イギリス)やノバルティス(スイス)を挙げていましたが、例えばSBI証券ではこれらの企業へは投資ができません。

SBI証券はアメリカ以外への投資が豊富で、中国、ベトナム、ロシア、韓国、インドネシア、シンガポール、マレーシアへ投資ができます。

周辺国というわけですが、他の先進国へ投資をするとなるとADR銘柄で投資するしかありません。

ということで、ADR銘柄の利回りランキングを見てみましょう。

インカム投資ポータル

英国のFTSE100指数が4.6% あるだけあって、イギリスがほとんどランキングを独占しています。

実はこのランキングの中で私の友人が勤めている会社があったりします。こっそり会社についてどうか聞いてみたら「あ~?まぁ潰れないんじゃね?」というなんか適当な反応が返ってきました。

ただし配当性向が高い銘柄や、頻繁に減配する銘柄も多いですので、要注意という所でしょうか。

この中だと、私は以前からグラクソ、ボーダフォン、ユニリーバあたりは検討していたりしてます。

米国株が強いのは周知の事実ではありますが、米国一点集中すぎてカントリーリスクの分散を失念するのもよくありませんし、他国への投資というのも選択肢としてはありではないでしょうか。

それではまた次回お会いしましょう。

※関連記事です

高配当株への投資のメリットは、時間経過の喜びがあることですね毎月保有銘柄の一部から配当が支払われるのは楽しいです(今は数千円程度ですが……)。

インカムゲインとキャピタルゲイン、それぞれに良い点悪い点があります。私はアーリーリタイアを目指した不労所得を目的としたインカム投資家です。

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