株価はいまが底なのか?それともこれからさらなる底があるのか?

雑記

下落のスピードが早すぎる

20日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比913・21ドル安の1万9173・98ドルだった。トランプ米大統領が2017年1月20日に大統領に就任した際の終値(1万9827ドル)を下回り、株高が続いた「トランプ相場」は終わりを迎えた。

 新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念に加え、急速に原油安が進んだことでエネルギー関連企業の業績が悪化するとの不安が高まり、売り注文が膨らんだ。

NYダウ終値、913ドル安の1万9173ドル…「トランプ相場」終わる

現在の米株指数の下落スピードは、飛ぶ鳥を落とす勢いです。

あ、米株指数が飛ぶ鳥の方なのは言わずもがなです。

 

さて、コロナウイルスは当初ただのアジアの流行病だとばかりに、初期は米株に資産が流入していました。

しかし世界的な大流行(パンデミック)になる恐ろしい病気だと判明すると、世界各国が渡航制限や人の動きを制限しました。

経済的なダメージを覚悟して、人の動きを相当に制限をかけていることで、企業へのダメージが計り知れず、大きなボラティリティに市場が混乱してとにかく現金化する動きが出来ています。

ここで100年に一度と言われたリーマンショックのS&P500の下落を見てみましょう。

下落が始まったのは2007年7月で、底を打ったのが2009年3月頃でした。

リセッション期間が短いと言われておりますが、底に至るまで1年半かかりました。

下落幅は50%と大混乱の年でした。

一方今回のコロナショックの下落はこのような推移です。

1ヶ月で下落幅30%です(笑)

リーマンショックは2008年9月~10月で30%近く下落をしていることから、もはや同レベルの混乱が引き起こっていると言えますね。

リーマンショックは金融危機で、今回のコロナはウイルスによる経済活動停止危機ですから原因も値動きも全く違います。

同レベルの混乱とはいえ、どのような着地点になるかが全く読めない、という、ありきたりな結論になってしまいます。

分かることは、ただの市場心理の不安ではなく、実態経済に深刻なダメージを与えたというのは間違いない事実ですね。

リーマンショックは世界の中央銀行が金融緩和を実施したことでなんとか復活しましたが、今回も同じ様に金融緩和したところで実態経済が止まるのは変わらないので、意味がないという批判もありますね。

私も同意見です。

一生に一度のバーゲンセールと見るのは、正しいだろう

アクティビスト(物言う投資家)のカール・アイカーン氏は米レンタカー会社ハーツ・グローバル・ホールディングス、家庭用品や事務用品などを手掛ける米ニューウェル・ブランズの持ち株比率をそれぞれ引き上げた。ウォーレン・バフェット氏の持ち株会社はデルタ航空の株式を追加。テトラパックの親会社テトララバルの資産相続人らは、香料メーカーの米インターナショナル・フレーバー・アンド・フレグランス(IFF)の株式に3億1700万ドルを投資した。

「一生に1度の大バーゲン」、世界の超富裕層が株式爆買い

頭と尻尾はくれてやれ、という投資の格言のとおり、今が底であると考える必要はなく、買いたい銘柄が大きく安くなっており、お得だ!と考えられる銘柄は今のうちに買ってしまっても良いでしょうね。

狼狽売りならぬ、狼狽買い?になってしまうかもしれませんが、いずれ戻ると確信している銘柄を保有するのは良いと思います。

長期投資目線であえてここで買いに入るのもありではある

こちらはS&P500連動ETFのVOOの配当利回り推移です。

検索できる限りでは、今は過去最高の配当利回りとなっています。

リーマン・ショック時にはVOOが存在しなかったのですが、SPYはありました。

2009年のSPYの配当は2.1781ドルで、2009年は約100ドルを推移していた所、配当利回りは2.1~2%程度だった事がわかります。

景気後退時には減配や無配になるものですから、あとから見ると「結局利回り低かったじゃん」ってなりかねませんが、配当利回り的には買いであることが分かります。

エネルギーセクター、金融セクターは株価が大きく下がりましたね

特に大ダメージを受けてるエネルギーセクターは軒並み超高配当化しており、マジで大丈夫か?という感じで、この中で増配したら本当に尊敬します。

バンガードエネルギーセクターETFの下落幅は-50%となっています、クッソワロタwwwわろた……。

減産合意しないロシアに切れたサウジアラビアが、増産発表して更に原油価格が下落したためエネルギーセクターは大きく売られています。

さすがに買いだろ、と思っています。

リーマンショックと比べてはいけないのは、実際の人の動きが著しく止まっているため、世界的に原油需要が大きく下落している点です。

その点を織り込んでいると思いますが、株価が戻るとしても非常に鈍い動きになると思います。

というのは、ここまで経済が止まって需要が下落する事自体歴史的にもまれであることから、全く読めないため、どの会社が安全なのか買いなのかが読めないからです。

つまり、エネルギーセクターは焦って買いに入る必要はなく、買うとしても少額を時期を分けて積み立てれば良いと考えます。

 

今回のコロナショックは、体力のない中小企業は資金繰りに苦労するため、BDC銘柄も大きく株価を下げることになりました。

BDC最大手銘柄のARCCの株価です。

なにこれ、崖?

リーマンショックの時の水準に戻ってしまいましたが、リーマン・ショック時も大丈夫だったし案外今買いかもしれません。

金融緩和が続くことから、利ザヤを儲けられなくなった金融セクター全般が大きく株価を下げることになりました。

バンガード金融セクターETFも、エネルギーセクターほどではないにしろ大きく株価を下げました。

金融セクターは連続増配銘柄が少ない(リーマンショックのせいですが)ため、あまり投資する気が起きませんね。

BDC銘柄も金融セクターですが、利益の大半を配当に回すことで株主還元に積極的(というかそういう法人)なので、まだ投資してもよいかな、という感じです。

 

今が底かどうか?と考えるよりも、配当利回り的に買い水準の企業であれば、買いに入っても良いかなと思っています。

本格的にクソ株三銃士(JT、キヤノン、みずほFG)の売却が目前になってきました。

それではまた次回お会いしましょう。

※関連記事です

コロナショックでの下落率をETFで比較してみました。エネルギーセクターの価格の戻りが遅いと考えられるため、利回り的に買い増ししたくとも焦って買う必要はないという判断は今の所正しかったように思います。

エネルギーセクターとはいえ、減配することもあります。オクシデンタルペトロリウムの減配は結構ショックでした。おそらくスーパーメジャー4社が減配すれば、更に株安になるでしょう。

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