日本株の今後の見通しについて―長期投資家にとっては危ういか―

検討
  • 日本株について、アナリストで意見が割れている
  • 日経平均のPERはたしかに割安圏内
  • 長期投資に向いているか?

日本株は割安か?

以下はBloombergの記事の引用です。

先進国市場で日本株はパフォーマンス最悪の投資先の1つだったが、最近の反発を受けて、アナリストの間で今後の動向を巡る見方が分かれている。懐疑派のブラックロック(中略)日本経済は2大貿易相手国である米中両国の貿易協議が決裂する可能性に依然としてさらされているとして、市場に「ゴーサイン」を出すのは時期尚早だと語る。一方、モルガン・スタンレーとUBSグループのウェルス・マネジメント部門は強気派で、いずれも割安なバリュエーション(株価評価)や収益モメンタムの改善などを理由に挙げている。

日本株、今後の見通し巡りアナリストの意見二分-最近の反発受け

今後の日本株の見通しが明るいか暗いかについての記事でした。

マーカーで引いた部分がその理由です。

日本の大きな貿易相手は米中であり、この二国が貿易戦争をしているためそのリスクや余波を考慮して見通しを悪くするか。

それとも、日本株は万年割安とも言われ数値上割安であると言われることが多いです。したがって買いであるか。

当然投資家としては、今後上がる(今安い)株を買いたいわけで、そういう意味では日本株は悩ましいです。

あっさりと決めた日米貿易協議

安倍晋三首相とトランプ米大統領は25日、米ニューヨークで開いた会談で貿易協定の締結で合意し、合意文書に署名した。トランプ大統領は約70億ドル規模の日本市場が開放されると述べた。一方、日本から米国に輸出される自動車と関連部品の関税撤廃については協議継続となった。

日米が貿易合意文書に署名、自動車追加関税の発動ないと確認 /ロイター通信

今現在トランプ大統領は各国に貿易による米国の負担を減らすべく、通商協議を行っています。

中国なんかはその最たるものですが。

大きな貿易相手の一つである米国に対して、貿易協議をあっさり決めたのは市場から好感されるべきだと考えます。

とは言えメインの自動車関連がまだ終わっていませんが、追加関税は無いという事です。

まぁ、TPPと同水準に関税を引き下げるという唯一の日本の交渉カードを切ってしまったので今後どうなるか微妙ですけど。

日経平均のPERは現在12.88

赤が日経平均株価、緑がPERです。

リーマン・ショック後の日経平均がゴミカスになった時期は、PERが意外にも今より高めです。

これはPERが株価÷EPSですから、株価以上にEPSが下がっていたのでしょう。

何にせよ、今現在の日経平均のPERは目安である15を大きく下回り12.88となっています。

確かに割安圏内であると言えます。

私見:長期投資ではやはり見通しは暗い

短期投資では、PERが15に戻ると考え買いに入るのは有り。ただし、米国経済の指標が悪い事から米国がリセッションに入れば株価は下がるでしょう。

では、長期投資ではどうでしょう。ここで言う長期は5年以上、下手すればホールドし続ける様な10年以上を見据えた投資とします。

まず長期投資で考えるべきはその国の構造、状態、そして投資先の企業形態です。

日本は現在少子高齢化で労働人口は減少傾向です。また、消費が若い人が行うことを考えれば、労働力も無くなるし、消費者もなくなります。

すると、必然的に高齢者が増える事を考えれば医療・介護業界という発想になりますが、介護業者の労働力不足というのは否めません。

100年後位にはロボットが介護してるかもしれませんが。

人手不足倒産なんて事もあり得るため、大手であっても介護系に投資するのは個人的に厳しいと考えます。

日本企業で投資をするなら、内需及び労働者不足から、外需企業に限られるのでは無いかと考えます。

しかし外需企業は必然的に国際競争という大きな価格競争の舞台に引き上げられるため、価格競争という意味で永続性が怪しくなります。

そうなると結局既に市場で大きく評価されている日本の世界的企業にしか投資ができません。

それなら私は外国、特に米国企業で良いのではないかと思ったりしてしまうのですが……。

それではまた次回お会いしましょう!

※関連記事です。

日本では貧困化、低所得化が叫ばれています。実態としても労働者層の給与の中央値が下がっています。何より問題なのが、低所得という意識が国民に根付き更に消費を抑えてしまうことですね、景気が良くなるわけがない。

本記事では米中貿易協議が先行き不透明というブラックロックのアナリストの考えが記載されておりましたが、一応2020年の大統領選挙に向けてトランプ大統領は収束に向けて動いているようです。怪しいけど。

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