円高・株安・原油安は更に進むか?

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NY州では非常事態宣言が出される。

米当局は7日、新型コロナウイルスへの感染で新たに2人がワシントン州で死亡したと発表した。新型ウイルスによる米国の死者は19人となった。

また、ニューヨーク州での感染者は一晩で21人増加。感染者が急増したニューヨーク州のクオモ知事は7日、非常事態宣言を出した。

米国の新型ウイルスによる死者19人に、NY州は非常事態宣言

NY州で感染者が倍増、これを受けて非常事態宣言が出されました。

日本では北海道が非常事態宣言を発出、北海道はこの時期外国人スキー客が多いため流行が早かったですね。

日本は医療制度が手厚いために、保健所の検査までは受けられずとも、発熱などの症状がでればある程度医療機関の診察が受けられます。

が、米国では医療機関に受ける事自体が高額な支出となってしまうため、特に感染拡大の恐れが大きいです。

現在コロナウイルス自体は米国よりも日本の方が危機にさらされていますが、ともすると日本より米国のほうがウイルスの流行が進むかもしれませんね。

そもそも検査数が少ないため、潜在的な感染者は日本は多いとも言われています。

しかし現在軽症の患者は政府が自宅療養しやすいよう主導されており、医療の現場が崩壊するような最悪のシナリオは現在無いともいえますね。

7日は土曜日ということもあって市場はこのレベルは織り込み済みなのかが気になるところです。

……多分織り込んでないんだろうなぁ。

コロナ流行初期にドル円112円、軒並み株指数急上昇する国だしなぁ……。

※ドル円が105.4円から104.3円で週明けスタートでした。全く織り込んでないどころかマジで95円行くのでは?とツイッター上は阿鼻叫喚ですね。

VIX指数は30超えは当たり前、40付近を推移しています。

市場が非常に混乱、恐怖しておりさらなる株安円高原油安に進むという可能性も秘めているし、売られすぎた反動で大反発する可能性もある読めない相場であることが示されています。

1ドル95円は現実的なターゲット!?

新型コロナウイルス感染拡大の中で世界の市場が秩序を欠いた状況になれば、円は2013年以来の高値に達する可能性があると、 ゴールドマン・サックス・グループが指摘した。

  グローバル通貨・新興市場戦略共同責任者のザック・パンドル氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、円の長期的な適正価値の推計は1ドル=95円だと述べた。6日早い段階は106円前後で取引された。

  パンドル氏は「円は相当の上昇余地がある」とし、「円は、比較的過小評価されていると言える数少ない典型的な逃避先資産の1つだ」と述べた。

1ドル=95円は「現実的なターゲット」-ゴールドマン・サックス

ブルームバーグに衝撃的な内容の記事が。

まさかのドル円=95円が現実的なターゲットだというのだ。

コロナウイルスによる経済混乱という意味では米国よりも日本の方が深刻じゃないかと思われがちなのだが、安全資産という意味では日本円はやはり価値があるということだろう。

日本に住んでいる日本人としては米ドルより日本円の方が安全というのが分からない。

実際世界的に見ると世界基軸通貨である米ドルも安全資産ではあるのだが、対外債権大国である日本の方が安全ということだろう。

長期のドル円チャートですが、近頃のチャートとしては110円を中心としてボックスレンジでしたが2017年前は全然そんなことはありません。

コロナウイルスが大きなトレンドの転換点になるかは注目だといえますね。

OANDAのオーダーブックを眺めると、現在は105円を一つ多めに買いオーダーがまとまっており、そこから104.8円、104.5円と買いオーダーがまとまっており、そこをぬけると104円に買いオーダーがまとまっています。

104.8円を抜ければ104.5円まで、そこまで抜けると今度は104円を目指すというのが現状の注文状況から見る可能性ですね。

ブルームバーグの記事にある1ドル95円というのはさすがに行き過ぎだと言いたいのですが、最悪のシナリオとしてはそこまで行くということでしょう。

オーダーブックを出しておいてあれですが、あまり参考にはならないでしょう。

とにかくネガティブなニュースが出たらそれだけで下がるので……。

FRBは3月3日に緊急利下げを行い、さらに追加利下げが見込まれています。

株式市場からすると、バブル引き起こす気なのか何やってんの?という感じです。

しかし市場が完全にリスクオフとなっており、利下げを大きく進めておかないと進むドル需要に債券価格は更に高騰するという側面があります。

おそらくFRBは買いオペをすることによる資金供給をすることで、経済悪化に歯止めをかけたいわけで、債券価格を抑えて買いオペをしたいという意図が見え隠れしますね。

と考えると、FRBは更に利下げを起こす可能性は高く(おそらく市場はそれを半ば期待している)、利下げをしなければドル高は進み、利下げに踏み切ればちょっとドル安に進むという感じでしょう。

次回FOMCは3月19日午前3時に声明発表なので、それまでにポジションを決めたほうが良いと思います。多分利下げすると思うけど。

OPECプラスによる減産破談により、原油価格大幅下落か

主にロシアのクソ野郎が「いや、40ドルまでは採算取れるから減産しねーし」という相変わらずの残念な対応をしたため、原油減産協議は失敗に終わりました。

それをうけてサウジアラビアは増産する意向を示唆しました。

石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が減産強化で合意に至らなかったことを受け、サウジアラビアは日量1000万バレルを大幅に上回る増産を4月に計画している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。 

サウジ最大1200万バレルまで増産用意、OPECプラス決裂で-関係者

記事によると非公式ながら1200万バレルまでできるという話だそうです。

ファーwwwと笑っている場合ではなく、実行されれば原油相場はおそらく大混乱になります。

あくまでこれはブラフで、OPECプラスによる協調減産の協力を取り付けるプレッシャーにほかなりません。

が、合意に至らなければ4月から大幅供給となり、原油価格は大幅下落間違いありません。

現在WTI原油チャートはOPECプラス減産破談を受けて、41.51ドルで推移しています。

シェール革命以降原油価格は崩壊気味ですが、実はこの40ドルを下回るとシェールオイルは生産するだけ損という損益分岐点を明確に下回る状態に陥ります。

ニッセイアセットマネジメント

ニッセイアセットマネジメントの報告レポートにこのようなグラフがありました。

OPECがシェールオイル革命に対抗して大増産をして原油価格を大幅下落させた事がありました。それによってシェール生産会社は倒産が相次ぎましたが、生産コストはどんどん下がっていっているのが分かります。

それでも現在推定で40ドルと言われており、おそらく実態としてはもう少し低いポイントが損益分岐点だと思いますが、それでも30ドルは下回らないのではないかと思います。

一方、採掘コストがヤベーのがサウジアラムコ。

サウジアラムコは、世界最小の原油生産コストを提供することを明らかにしました。

同社の原油生産の平均コストは、2018年の石油1バレルあたりSAR10.6(2.8ドル)に達したという。

アラムコは声明で、2018年に探査および生産部門で会社が被った平均資本支出は、市場アドバイザーの方法論に従って生産された石油1バレル当たり17.1リヤル(4.7ドル)です。

また、「エクソンモービル」、「シェル」、「シェブロン」、「トータル」という5つの主要な国際石油会社の生産コストデータの比較によると、世界で最も低コストの生産者として独自の地位を占めていると説明しました「BP」およびその他の石油およびガス会社。

Aramco’s Oil Production Costs Least in the World at $2.8 Per Barrel /グーグル翻訳

参考元は英語記事ですのでグーグル翻訳の結果を掲載。

こいつらヤバすぎる。

原油価格には採掘コストがあるから、今が底!とか言ってると痛い目見ると思います。

何処まで採掘コストとしてカウントしているかは怪しいものですが、それでもサウジアラビアがじゃあ増産するわwwwって言ってぶち殺されるのは他の産油国と原油会社でしょう。

原油価格の長期チャートを眺めると、最近原油価格が高騰したことが分かります。

前は20ドル前後だったんですね。

シェールオイル革命以降最低なのは2016年の33ドルです。まだ原油価格が下がる余地があると思ったほうが良いでしょうね。

オイルメジャーは今年も苦しい戦いを強いられそうです。

多分まだ原油価格は下落余地があるので、もうちょっと様子見でいいかもしれません。

とはいえ毎月買付は行おうと思います

短期的には下落する可能性が高いと思いますが、こればかりはやっぱり分からないというのが正直なところです。

個人的にはすでに売られすぎだとは思いますが、あくまでもともとの米国株はハイテク株を筆頭に買われすぎだったというのが正直なところです。

そのため、今回の下落は上げすぎた株価の調整程度で、まだまだ下落の余地があるのではないかなと思います。

ボーイングがまさかの配当利回り3%超えだったり、買い増ししたい銘柄は多くありますが、冷静に個別銘柄を選択して買い増ししたいと思います。

個人的には配当利回り的にオイルメジャー買い増ししたくて仕方ありませんがポートフォリオのバランス的に我慢したいと思います……。

ネガティブなニュースが土日に出ましたので、多分円高株安は進行すると予想!

市場がこの程度は織り込み済みかもしれませんけど。

やっぱり市場を読むのはできませんね、長期現物買いが一番です。

それではまた次回お会いしましょう!

※関連記事です

VIX指数は20を超えたら20を下回るまでFXで手を出すべきではないとおもいます。今が底だろとかなんの参考にもなりません。ただ、超えると全体的に市場心理が悪化して株が割安になっているので、普通に現物であれば買いで入っていいと思います。

ドル円レートは110円が適正だと思ってましたが、利下げがこんなに来るとさすがに110円ではなくなってしまいますね。良好な経済指標もコロナ前だろ?と市場は見向きもしませんでした。

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