リスクヘッジ目線での外国株投資

雑記

人口減少という日本のカントリーリスク

確実に訪れる人口減少は日本のカントリーリスクです。日本円建ての資産価値も今までのように維持できない時代になります。しかし個人でも外貨建ての資産をもつことでリスクを回避できます

2020年日本の人口減少待ったなし。米国株投資で外貨建て資産を育てませんか?

モトリーフールジャパンに、外国株投資をオススメするコラム記事があったのでピックアップしました。

記事の内容は、

①日本は人口減少国家で、今後25年で人口2000万人が減少する見込みである。

②人口減少により特に地方などの不動産価格は下落するだろう

③輸出入の総額を見ると外国と比べると日本は外需ではなく内需の国である。

国別輸出入総額のグラフ画像が表示できない環境の方は第9章 貿易のエクセルをダウンロードして,9-1表 国別輸出入総額を御確認ください
世界の統計2019 /総務省統計局

日本は貿易がプラマイゼロ、アメリカは圧倒的貿易赤字、中国は貿易黒字の国です。かつて日本は貿易国家と呼ばれましたが、近年はどちらかと言えば内需型の国に移行しつつあります。

④内需国に近い日本において、人口減少は経済縮小を意味する。円建て資産だけというのはリスクが伴うから、外貨建ての資産を持とう!

という内容でした。

米国は先進国の中でも、人口増加国であり昔と違って投資しやすい環境になったので、今こそレッツ米国株投資、という結論でした。

株はインフレに対するリスクヘッジでもあります

さて、日本は危ないから円以外の外貨建て資産を持つというのはシンプルな理論です。

それであれば、円を米ドルやユーロにして、現金を日本円:5割、米ドル3割、ユーロ2割にするという考えでも良さそうです。

しかし株というのは長期的に見て現金や債権、金よりも遥かにリターンを生み出しています。

ジェレミー・シーゲル『株式投資』より

ここで注目すべきなのは、現金がどんどんリターンを下げている点です。

これはつまり、現金の下落(物価の上昇)を意味します。インフレーションですね。

100円で買えたものが、将来150円でないと買えなくなる、という例をよく挙げられます。

歴史的に見て、現金というのは価値を減らしていきます。軽くインフレしながらの経済拡大が最も良いのですね(日銀総裁がインフレ目標年2%と掲げています)。

さて、インフレーションが長期的な定めであれば、”現金を保有する”というのは、一見ノーリスクに見えて結構危ないことが分かります。

年2%インフレーションが起きていたとすれば、100万円の貯金が1年後には98万円に、2年後には96万円に減っていってしまいます。

10年後には約81万円分の価値しかなくなってしまうのです。

一方で、株式はインフレが起きたらその分価格を上昇させますので、インフレーションが起きてもリスクヘッジになるのです。

現金が減少するリスクが嫌だから投資をしないとうのはむしろ誤りで、インフレをするからこそ投資をしなければインフレに負けてしまう、というのが正しいのです。

そのため、外貨の中でも簡単に外貨建て資産を保有することができる米国株はおすすめと言えます。

有事の金も、不動産も、債権もETFで買えます

外貨建て資産で、かつ金を購入することもできます。

これは、金価格と連動するよう設定されたETFです。有事の際に価格が上がります。

有事であったリーマンショック時よりずれて2011年~2012年頃に最高値を付けていますね。

いずれにせよ、景気回復したか疑心暗鬼の状態が続いたことがよく分かります。

通常は投資家心理として、先行きを悲観すると株安金高になります。現在は金も株も高いという面白い状態ですね。

米国不動産ETFを始め、REITなど不動産を株式を通じて投資することが出来ます。

不動産価格は現在かなり上昇傾向にあり、株式を超えるリターンとも言われています。

また債権ETFというのもあります、基本的には金と同じく市場が混乱、不安を抱えて株安の時に高値を付ける傾向にあります。

価格の変動が少ないのが特徴で、$78~$85をボックスレンジで行き来しているのが分かります。

この様に、一言で株と言っても、金や不動産、債権への投資もすることが出来ます。

長期的なトータルリターンは株式が最も良いことは明らかになりましたが、金や債権、不動産を一部振り分けても面白いと思います。

一番ダメなのは浪費して貯金がないこと、次に現金貯金しかしないこと

再三ブログでは言及していますが、一番ダメなのは何の資産も保有していないことです。

次に危ないのは、円貯金しかしないこと、という位置づけになるでしょうか。

日本は現在デフレ脱却をし、インフレーションが進みつつあります。

リーマン・ショック後2013年頃までインフレ率マイナスで進んでいましたが、2014年以降は基本的にプラスで推移しています。

また、政府や日銀はインフレ目標2%を目指して今後もインフレ率は2%に向かって行くことが考えられます。

インフレのリスクヘッジの話のとおり、資産が現金だけというのはインフレの分だけお金を減らす行為に他なりません。

また、これは円だけでなくドルでも同じであるため、外貨建て外国株を保有するというのは、資産を守るという観点からも必要な行為です。

人口減少国の日本において100%円建て資産を保有することは、思っている以上に危険かもしれませんね。

それではまた次回お会いしましょう。

※関連記事です。

投資も株価リスクがありますが、円建て貯金だってインフレリスク、外貨建て資産だって為替リスクがあります。そして労働には労働リスクというものもあります。なんでもリスクがあることを認めて、複数の資産、収入源を持ち分散することでリスクを減らすという考えを持ったほうが良いでしょう。

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