メーシーズ、年末商戦は健闘も店舗閉鎖で株価下落

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株価が大幅下落中のメーシーズは、現在配当利回りが8.6%程度です。

S&P500の採用銘柄の中では最も配当利回りが高く、フリーCFも創出されていますが、それでも百貨店という販売形態が期待値を下げてしまっています。

予想よりは年末商戦の売上高は良かったです

百貨店大手メーシーズ<M>は8日、年末商戦期(19年11-12月)の売上(既存店ベース)を発表。直営店とライセンス加盟店を含めた全体で前年比0.6%減(直営店だけでは同0.7%減)となったが、7-9月期の同3.5%減(直営店は同3.9%減)から持ち直し、市場予想の2.5%減より減少幅が縮まった。

メーシーズ、年末商戦は健闘も店舗閉鎖発表

メーシーズの前年比11~12月の売上は市場予想よりも良かったです。

市場予想の2.5%減よりも遥かに良かったことから、1月8日、メーシーズの株が買われ、5%高となりました。

しかし、その後に店舗閉鎖のニュースが流れると株価を下げて現在17.5ドルで落ち着いています。

メーシーズ、28店舗閉鎖へ

引用元が英語ですので、グーグル先生の翻訳を載せます。

ニューヨーク(CNNビジネス)メイシーズは、有名な小売業者のトラブルが山積しているため、およそ2ダース以上の店舗を閉鎖しています。

同社はCNN Businessに、今後数か月で28のメイシーの場所と1つのブルーミングデールの場所を閉鎖することを確認しました。

Macy’s is closing 28 stores and a Bloomingdale’s store

流石アメリカ、数える単位がダースですね(汗)

2014年では789店舗あったのが、現在では600ちょっと程度となっており、ここ5年で100店舗以上を閉鎖させています。

ネット売上は拡大しているものの、従来の大型店舗のコストが重しとなっています。

会社は楽観的な見方をすることができます。最新の収益報告書では、メイシーズは少なくとも1年間開いている店で3.9%の売上減少を報告しました。

それでも、メイシーのCEO、ジェフ・ジェネットは、売上の減少は「予想以上に急だった」と述べた。彼は暖かい天気、店で買い物をする観光客の減少、下層階のモールでの問題を非難した。メイシーズ(M)の株式はこの1年で約40%を失いました。

Macy’s is closing 28 stores and a Bloomingdale’s store

メイシーズCEOは売上減少が予想以上に急であると述べているため、まだまだ不採算店舗の閉鎖を進めることでしょう。

店舗が減るため、今後も売上が減少すると想定できます。

PERが6.32、PBRは0.8~0.9と1を下回っており、、売上が減少しているとしても激割安な水準であります。

割安かつ高配当銘柄ということで、気になってしまいますが、ネットショッピングが今後も普及する中でメイシーズへの投資は躊躇するものがあります。

メイシーズのキャッシュフローや売上推移をみると、売上は2013年頃をピークに緩やかに減りつつありますが、フリーCFはプラスであることから、現金化する力はまだあると言えます。

個人的には2005年以外すべての年でフリーCFがプラスであることをかなり評価したいのですが。

なお、米小売売上高は伸びている

19年通年では小売売上高は前年比3.6%増と、18年(約5%増)から伸びが鈍化。18年の増加率は6年ぶりの大きさで、減税による押し上げ効果が反映された。企業は採用を継続し、家計のセンチメントも良好な状態が続いていることから、今後も消費が主な景気押し上げ要素となる可能性は高い。

米小売売上高:12月は全般的に堅調-19年通年では伸び鈍化

2019年は順調な雇用水準から、個人消費の底堅さが見えた年でした。

2018年から引き続き小売売上高は上昇しています。

本来であれば、小売店であるメーシーズも売上は上昇して欲しいところなのですが、やはりネットショッピング主体であることから、百貨店は売上を減らし、オンラインによる売上が伸びています。

総合小売りは前月比0.6%増と、昨年7月以来の大幅な伸びだったが、百貨店は0.8%減。百貨店はこれで5カ月連続のマイナスとなり、消費者の買い物傾向に変化が起きていることが示された。19年通年では百貨店は5.5%減少。一方でオンライン販売を含む無店舗小売りは13.1%増と急伸した。

米小売売上高:12月は全般的に堅調-19年通年では伸び鈍化

実店舗を持つ小売店への見通しは難しい

実店舗系の小売店として現在覇者なのはウォルマート(WMT)でしょう。

ウォルマートは圧倒的な仕入れ数による価格競争力が魅力です。日本だと西友がウォルマートが買収しましたが、西友もなかなか価格が安めです(もっと安い店を探せばあるけど、総合的に安いと思いますよ)。

が、現実にウォルマート戦略を取れる百貨店なんて存在しないでしょうし、メーシーズも例にも漏れずです。

Amazonなどを始めとするネットショッピングは今後も売上高を上げる事が予想され、その分実店舗の売上が減るという見通しのため、その期待値が現在の株価に現れています。

この世に実店舗が一つもなくなるか?と言われるとそんなことはないんですよね、必ずどこかで限界点があります。

結局個別の家に輸送するというのがネットショッピングの欠点ですから、実店舗系の小売店が完全消滅は無いと思います。

とはいえ、どの店が残るのかというのはわかりませんが、何にせよメーシーズの割安株価に高配当状態なのはいかんせん惹かれてしまいますね。

引き続き、この高配当銘柄をウォッチしていきたいと思います。

それではまた次回お会いしましょう。

※関連記事です。

メーシーズの銘柄分析記事です。ネガティブ材料が多いのですが、お金の周り自体は悪くないし、かなり割安水準なので気になっています。

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