セクターとは何か?

用語

業種、分野のこと

こんにちは、やめたい夫です。

 なんか皆当たり前のようにセクターセクター言ってるけど、どういうものなんだろう……と思いまして、記事化しました。

いや、文脈で分かるし、見出しで答え出てるんですが、一応下記引用の通りです。

投資では通常、業種や業界を指します。東京証券取引所の発表する33業種が代表的な分類ですが、投資の目的などによって独自のセクター分けも行なわれます。
経済統計などで使われる際は、業種に限らずもっと広い意味で使われます。統計でグループ分けされたそれぞれをセクターと呼びます。

大和証券投資信託委託株式会社

すなわち業種、分野の事であります。

VISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレスの3つはどれもクレジットカード関連なんで全て金融分野かと思われます。

しかしながら、VISA、マスターカードは決済システムの提供をする会社ですので、IT関連に該当します。

一方でアメリカン・エキスプレスは決済システムからクレジットカードの発行まで手がけており、その点で金融関連銘柄と言えるのです。

セクターを定める意味

一般的な投資分析に使用されます。

例えばディフェンシブ銘柄(景気に左右されない銘柄、不景気に強い)に該当するセクターってなんでしょうか。

一例としてインフラ関連が挙げられます、電力会社とか。

それから医療関連もですね、製薬会社とかがそうでしょうか。

不景気になったら株価が上がるというか、株価が平均よりは下がりにくいという傾向だとは思います。しかし何より会社の経営が景気に左右されにくいというのが株主としては安心ですよね。

そう考えて東電の株を大量保有した結果東日本大震災で株価が20%程度になる(80%OFF!)という事も起きています。

何はともあれ投資は分散投資が原則!これは絶対忘れちゃいけませんね!

有名なセクター分類

ここでは、東証33業種と、世界的に多用されているGICS(ギックス)の10分類の掲載します。

東証10分類と33種

左図のように大分類(10種)と中分類(33種)から構成しており、これらの分類ごとに証券コードが定められている、という形です。

例えばトヨタ自動車(7203)は輸送用機器製造業にあたり、更に小分類の自動車製造業に該当します。

東証の業種分類は、「日本標準産業分類」と呼ばれる財務省告示の公的業務分類を使用しています。

大分類は流石にざっくりとしているというか偏りがあるように感じます。製造業とか食品も機械類も同じ括りにするには傾向がブレることも多そう。

一方中分類の方は細かく別れておりこれはこれで覚えるの結構大変(てか覚えてる人いないだろうが)だろうという印象。

もし投資分析にこの分類で分析するのだとしたらかなり使い勝手が悪いような感じがします。

 

      

GICS(ギックス)

Global Industry Classification Standardの略称で、1999年に米国の格付け会社であるS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)と機関投資家向けに指数や分析ツールを提供するMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が共同開発した産業分類のこと。世界の産業を10のセクター、24の産業グループ、67の産業、156の産業サブグループに分類している。                 

世界中の金融機関で標準化されており、投資信託や企業分析で業種分類する際に多用されている。

野村證券/証券用語解説集/GICS

こまった時は引用!

上記引用の解説の通り、世界的に標準化された投資・企業分析で多用されるセクター(業種分類)です。

本記事のメインはこれの紹介というか掲載です。

1:エネルギー           石油、ガス関連
2:素材              化学、建設資材、金属、紙類 等
3:資本財・サービス        宇宙、防衛、商業サービス、建設、コングロマリット 等
4:一般消費財・サービス      自動車関連、アパレル、消費者サービス、小売業
5:生活必需品           食品、飲料、タバコ、家庭用品
6:ヘルスケア           ヘルスケア関連、医薬品関連
7:金融              銀行、金融サービス
8:情報技術                 インターネットサービス、電子部品、ソフトウェア
9:コミュニケーション・サービス  電気通信サービス、メディア
10:公益事業           電気、ガス、水道
11:不動産 

サービス多すぎィ!

なお当然ですが、日本標準産業分類と同じく中分類、小分類と別れていきます。

詳しくはモルガン・スタンレーインターナショナルのGICSのページを見ると分かります。

まぁ英語なんですけどね、そこはフィーリングで。

大体銘柄分析をするときは大分類(11分類)でなされているように皆さん見えます。

まぁそれ以上細かく分類別けても覚えられないしね……。

セクターというレッテルを貼ってわかった気になってはいけない

 いまさらセクターについて調べてなんの意味があるの?レベル低くね?

と言われても仕方がありませんがよく分からんので、調べました。

ただ、対象が広いセクターなんかは、セクター傾向に合わない業種もままあるように思います。したがってセクター分類の傾向をそのまま該当企業に当てはめて分析というのは何か違うように感じます。

例えば資本財セクターなんて対象の幅が広すぎます。

資本財セクターには防衛(軍事関連)もあれば、建設業やコングロマリット企業まであります。

防衛関連だったら景気云々より政府(大体米国か?)の動向に気をつけるべきだし、コングロマリットだったら3Mがありますが、この会社は多角経営による様々なセクターの要素を併せ持つことになります。

資本財セクターは一般的には景気循環セクターと言われてますが、結局セクター分類はあくまで軽くレッテルを貼る行為であります。

結局われわれは、”会社自体に投資している”ということを忘れず、その上でセクターの傾向と、分散投資する時にセクター分散を留意する必要があるということですね。

以上、セクターについての記事でした!

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