コロナショックの二番底はあるのか?

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結論:ドルコスト平均法しかない

コロナ相場、底が見えてきた?

米株式市場では、新型コロナウイルスの感染拡大とその経済的影響により数週間中に直近安値を再び試すとの見方がある一方で、トンネルの向こうにかすかな光が見えるとの指摘も出ている。

アングル:米株は二番底か、トンネルの先に光も

記事によると、アナリストや投資家の一部は二番底を打って株価が戻ると考えているようです。

記事中のアナリストの二番底の見通しのまとめは以下のとおりです。

  • 悪いニュースがピークに達するのは4月中。5月中に経済再開であることを考えれば数日以内に二番底がを試す。
  • NY州の急激な感染拡大は3月19日がピーク。
  • もう一度二番底を試すが、ピーク後はそこそこ上昇する
  • 「パニック安」「安心買い」「再度最安値を試す」という下落の内現在2段階目。
  • VIXチャートは、米国の医療制度の不安を反映。実態が明らかになるには数カ月後。

うーん、当たり障りのないことしか言ってないですね、私も同じことしか言えません。

  

3月23日の最安値(S&P500なら2237、NYダウは18591ドル)を目指すと見込まれており、二番底後に上昇するという見方があります。

コロナショックにおける一番底である3月23日は、コロナウイルスの流行の兆しが出たタイミングでした。

ローソク足:S&P500、青:米国コロナ感染者数、赤:VIX指数

最初はアジアの流行り病程度で、米国は関係ないとばかりにS&P500が最高値を目指していたのが2月中旬頃。

米国でも感染者が拡大して「あれ、コロナって対岸の火じゃない?」となったのが3月上旬、そこから3月の下旬まで一気に下落下形になります。

NYダウが連日1000ドル安を連発したことは記憶に新しいです。

S&P500チャートと米国コロナ感染者数とVIX指数の”底(天井)の順番”を見ると、大変面白い形になっています。

1 VIX指数3月16日に最高値をマーク

2 S&P500が一番底

3 感染者数は日々最多を更新

日々感染者数を増やしながら、株価は戻り、現在ちょっと下げているところです。

3月23日以降反発したのは、220兆円規模の大規模経済支援策が合意、可決されてからです。これで大分株価は持ち直しました。

しかし、世界でコロナの感染者数が100万人を超えている現状を考えれば、市場の予想し得ないような具体的な経済状況がそろそろ顕在化し始める頃です。

その点を考えれば、その顕在化した状況が3月23日時点で市場が予想したものより悪ければ、二番底を形成し、さらに下落していくものと考えられます。

アメリカの新型コロナウイルスのアウトブレイク(大流行)の震央となっているニューヨーク州で5日、1日あたりの新たな感染者数と死者数が初めて減少したと、当局が明らかにした。

米ニューヨーク州、1日の死者数が初めて減少 新型ウイルス

いいニュースと言って良いのかは疑問ですが、4月5日にNY州の1日あたりの新たな感染者数及び死者は前日比で初めて減少しました。

ピークアウトが見えてきたという意味では確かにトンネルの向こう側にかすかに光が見えてきたのやもしれません。

個人的に二番底チャレンジは起きると思います。

ていうかS&P500は2000割れチャレンジ、NYダウは15000ドルチャレンジするくらいの勢いでも良いと思うんですが……得てして私の予想は外れるので無視で。

S&P500が40%下落し、1500ポイントを目指すとの見方

二番底どころか極端に弱気な記事も見かけましたので紹介。

S&P500が1500ポイント目指すという見通しの記事です。

 マイナード氏は今年の米経済が10%超のマイナス成長になると予想。S&P500種構成企業の1株利益が100ドル程度となることも想定し、その場合過去のバリュエーションモデルに基づくとS&P500種が1500前後になると試算した。3日の終値は2488.65だった。

S&P500種は40%下落し1500にも、グッゲンハイムのマイナード氏

S&P500のEPSチャートも載せておきました。

リーマンショックの時に15ドルまで下がってるのヤバすぎですね。1株利益が100ドルになっても1500ポイントを目指すとは思えないのですが……。

記事も冷笑するかのように「3日の終値は2488.65ドルだった」と、ここから1000ポイントも下げるわけねーだろバーカとでもいいたげな感じですね。

S&P500、同記事内で別の意見もあります。

新型コロナの影響と各国政府の対応策をはかりにかけ、相場の先行きについての見方は分かれている。JPモルガン・チェースは最悪期は過ぎた公算が大きいとしてS&P500種が2850に反発する可能性があるとみる。一方、ゴールドマン・サックス・グループは回復する前に2000まで落ち込むこともあり得るとみている。

S&P500種は40%下落し1500にも、グッゲンハイムのマイナード氏

かなり見通しが割れていますね、すでに底を打ったと見て2850まで反発すると言う意見もあれば、2000まで落ちるのも視野に入れていると。

すでに二番底を過ぎたという見方もある

1500ポイントまで下落した場合は、おそらく別に事件が起きないとならないんじゃないかなと思います。コロナ単体ではかなり難しい数字でしょう。

実体経済への具体的数字は今後指標という形で答え合わせが出ます。市場が全く織り込めていないような事があれば、もしくはという感じでしょうか。

S&P500のチャートを再掲します。

も、もしかして……これからが投資のチャンスと思って底を待っている投資家は沢山居ると思いますが、すでに二番底は過ぎていてる可能性があります。

市場は不確実性を嫌いますから、新規感染者数や新規死亡者数が前日比で減少したことは、市場ではかなり好感する要素でしょう。

もしこのままちょっとずつ新規感染者数が減少すれば、緑のラインのように戻って行くと思われます。まぁ4月中に戻るのはありえないんで、実際は1年くらいかけて3000を目指すと思います。

  

この相場においても、更に下落するか3月23日が底だったかは分かりかねるのは一目瞭然です。

仮にここでITバブル崩壊、リーマン・ショック時のチャート、テクニカル分析を利用した上げか下げを予想しているとしたら全て他人の受け売りかポジショントークに過ぎないでしょう。

今出回っている情報から、半年程度先を見通した上で株価が変動している事を考えると、①VIX指数が減少し②新規感染者数、新規死亡者数が前日比減少しつづける という2点がある限り、3月23日の最安値を再び試すことは無いかもしれません。

現実的な所としては、先述の通り実体経済への具体的なダメージが指標として表れてどうなるか?というところです。

したがって、定期的な投資以外におすすめする方法はやはりありません。どんな相場でもこの結論に帰結するでしょう。

 

それではまた次回お会いしましょう。

※4月8日追記

4月7日は、前日比で新規感染者数は更に増え、死者も5000人を超えたようです。

米東部ニューヨーク州のクオモ知事は7日、新型コロナウイルスによる州内の死者が前日から731人増加し5489人になったと明らかにした。1日の死者増加数としては過去最大。

NY州の死者5千人超、前日から731人増

 

※関連記事です

3月のISM製造業、非製造業景況感指数及び雇用統計です。雇用統計は尋常じゃないくらい悪かったです。

最も下落したのは原油価格です。原油は下がりすぎてトランプ大統領が仲裁に入りましたね。世界日量1000万バレル減産を目指すそうです。

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