エクソン・モービルは原油安の影響で第4四半期も冴えない決算でした

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市場予想を下回る結果で、株価は更に下落

[ヒューストン 31日 ロイター] – 米石油メジャーのエクソンモービル(XOM.N)とシェブロン(CVX.N)が31日発表した2019年第4・四半期決算は、原油や天然ガスの値下がりが響き、両社ともさえない結果になった。

(中略)

エクソンの利益は56億ドルと前年同期の60億ドルから減少。特別項目を除く1株利益は0.41ドルで、市場予想の0.43ドルを下回った。

米石油メジャー2社、原油安で決算さえず 株価4%安

1月31日はエクソン・モービル、シェブロンの第4四半期決算でしたが、内容は悪かったです。

主に原油価格によって石油銘柄の決算は影響を受けますが、原油価格低迷が続いており決算も冴えない内容が続いています。

株価は現在コロナウィルス問題で中国経済停滞からのエネルギー需要減少を予測され、石油銘柄は株価を下げています。

さらに決算が予想より悪かったため株価を下げてしまいましたね。

エクソン・モービルは現在株価を62ドルとしています。

配当利回りは5.37%と相当な利回りになっています。

しかし、その一方でEPSが下がったため配当性向も大幅に上昇してしまいました。

配当性向の推移は現在再び100%を上回って107%となっています。

このままの原油価格だとエクソンちゃんが配当死してしまいますね。

決算概要

売上は約671億ドルと、前年同期約719億ドルから-7%でした。

純利益は、約57億ドルと、前年同期約62億ドルから-7.8%でした。

EPSは1.33ドルで、昨年1.41ドルから0.08ドル減少しました。通年で見ても、3.36ドルと昨年4.88ドルから1.22ドルも減少しています。

地域別でみると、原油、ガス共にヨーロッパが減少しているのが如実に現れていますね。

ガスは全体的に減少傾向ですが、原油は通年で見ればむしろ生産量は増加しているようです。

多く売ったけど原油安に押し負けたというのが分かりますね。

エクソンは効率的な事業を展開していますが、コストカットのために一部事業売却もしています。

5年チャートでの原油価格です。

2019年は通して苦境の年でした。2018年と比較すると当然厳しいな、というのが一目瞭然ですね。

ただし、現状未だにフリーキャッシュフローを創出することが出来ていますので、エクソンの現金総出力はこの原油価格ではまだ耐えうると考えられます。

資産売却に走るエクソン

情報が非公開だとして匿名を条件に述べた同関係者によると、エクソンは英国の北海にある資産の売却手続きを直ちに開始することを目指している。その後すぐにドイツの石油・天然ガス資産を買い手候補に売り込みたい考えだという。英国とドイツの資産を売却した場合、エクソンは20億ドル(約2190億円)超を獲得できる可能性があると同関係者は述べた。

エクソンモービル、英国とドイツの資産売却に着手の構え-関係者

まずはスリム化という感じですね、フリーCFはプラスとはいえ、エクソンがどこまで耐えられるでしょうか。

財務状況はまだ健全ですが、エクソンの苦境は続きそうですね。原油高になる見通しも少ないし。

とは言え、今後も永続的な配当金支払いが見込める同社への私のホールドはまだまだ続きます。

なんか買い付ける時以外決算も株価も見ないほうが精神衛生上よろしいのではないかと思わなくもないですね(汗)

イランと米国間の軍事的緊張があったときは、「原油価格上昇キタコレ?」と思いましたが流石に大統領選挙年に軍事的に暴れることはしませんでしたね。

厳しい決算が続きますが、引き続きエクソンの株価をウォッチしていこうと思います。

それではまた次回お会いしましょう。

※関連記事です

2019年第3四半期決算は今回より更にクソ決算でした。もうエクソンは決算見ないほうが良いかもしれんね……。

エクソン・モービルの銘柄分析記事です。原油価格に左右されながらも、常にフリーCFをプラスに持っていっており、現金化の強い企業だと言えます。財務状況も非常に堅調で安定していますね。

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