インカムゲインとキャピタルゲインどちらが良いか

検討

語義

キャピタルゲインとは

キャピタル・ゲイン(capital gain)とは債券や株式、不動産など資産価値の上昇による利益のことを言う。購入価格(から購入経費を差し引いた額)と売却価格(から売却経費を差し引いた額)の差による収益(ただし一般事業の仕入れと販売のような流動性・反復性の高い物は含まない)で、資本利得、資産益と訳せる。価格が下がって損をすることもあるが、この場合はキャピタル・ロス(capital loss)と呼ぶ。

参照元:Wikipedia/キャピタル・ゲイン

いわゆる売却差額のことですね。1000万円で購入した土地が、地価高騰につられて1500万円まで上昇して売却した場合、500万円の利益が出ます。これがキャピタル・ゲインです。

常に株価は変動しているため、安く買い、高く売ればその差額が利益となります。

また、転売もこの考えで利益を上げています。安く入手するか、それとも希少価値があがって売却価格が高騰するか……この二択でしょうか。

インカムゲインとは

 インカムゲインとは、キャピタルゲインと比べて資産を保有しているだけで入ってくる収益のことです。

例えば家賃収入がこれに当たります。不動産に1億投資し、家賃収入が毎月200万円とすると、毎年2400万円の不労所得(インカムゲイン)が生じます。

ここまで上手く行かなくとも、売却することなく”資産”を保有することで金の卵を生む鶏となってくれるわけです。

株取引におけるそれぞれのメリット・デメリット

キャピタルゲインは利益重視なら避けては通れない

 ・メリット

利益が得やすい

もし、手っ取り早くお金持ちを目指したいなら、キャピタルゲインしかありません。インカムゲインというのは利益がどんなに良くても数%の世界です。

安く買い、高く売れれば利益になります。そして市場が空いている限り取引は出来ますから、それを積み重ねればたやすくインカムゲインを超える利益を上げられるでしょう。

売却しなければ課税されない

インカムゲインは支払われる度に確定した収益として課税がされます。対して、株価が100倍になろうが、1000倍になろうが保有する限り課税はされません。そこまで上がって売らないとは思えませんが(笑)

好景気の恩恵を強く受ける

例えばわかりやすく暴落したリーマンショックの後、米国は華麗に株価を戻しそして長期に渡る強気相場が続きました。

この間取引量の多い、成長が期待される株(グロース株)に手を出していれば、大半の投資家は勝てたのでは無いでしょうか。

インカムゲインを狙う場合は株価が上がり結果配当利回りが下がる場合があり、好景気による増配があったとしても、好景気に利益を得やすいのはキャピタルゲインでしょう。

 ・デメリット

常に株価が気になる

 これはよく言われることなんですが、株価が利益のすべてのため、保有している会社の株価が下がると塩漬けになるか、損切をせざるを得なくなります。また、常に株価を気にする必要性から、精神的に余裕がなくなることがあります。

時間の拘束が多くなる

 もしデイトレードをしようものなら、一日中PCの画面に張り付く必要があります。スイングトレードでも、情報収集の時間が非常に長く取られ、働きながら投資をする方には向かないかもしれません。

手数料が多くかかる

 取引回数がインカムゲイン狙いと比して多くかかるため、その回数分手数料がかかることを考えると

インカムゲインは時間をお金にする投資

メリット

時間的余裕がある

 圧倒的メリットはここでしょう。勿論長期投資メインの投資になるために、投資先の今後をよく考える必要性はありますが、インデックス投資でもして気絶してろとの暴言?(格言)がネットにあるくらいには時間的余裕が見込まれます。

そこまで含み損は怖くない(どんとこい不景気現象)

 株価が下がっても、配当金が下がらない限りは配当利回りが上昇し旨味が増えるだけですのでむしろ買い増しチャンスとなります。勿論含み損はつらいですが、キャピタル狙いと比してここは精神的に余裕が出るところでしょう。

取引回数が少ない為、手数料が少なくて済む

 特にバイ・アンド・ホールド戦略においては、配当金の課税はあれど買付手数料は買い増しにしかかからずキャピタル狙いと比べれば取引回数はぐっと減ります。これは最終的にインカム狙いでも利益が出たら課税されることを考えると純粋にお得ですよね。

デメリット

時間が掛かる上に、つまらない

 投資はギャンブルではないので、娯楽性を求めるべきものではありません。それでも、動きが少なく配当金が来ることだけが楽しみとなるため、目に見える成果が少なく精神的に楽の裏返しになりますが、時間がかかり助長であるわけです。

大きな収益は期待できない

 長期保有で頑張っても、最終的に十数年かけて得た利益がたった数日で値上がりした売却益と同等という場合があります。それくらいキャピタル狙いは短期間で爆発力があります。一方インカムは100万円を一年持ってて税引き後2,3万円の利益ということがザラです。

塩漬け株を大量保有する可能性がある

 株価が下がったら、配当利回りが上がるため一見インカム狙いには朗報に見えますが、方法やリスク選好の程度はあれ資産を最大化するというのが投資家の目標であるのに、総資産価値を下げることになります。

 また、バリュー株という名で装飾した枯れ果てた株、成長しきってあとは衰えるだけという株に投資してしまい、トータルリターンが酷く落ち込むという可能性もあります。

で、どちらが良いの?

そりゃもう好みの問題としか言えません(笑)

 冗談はさておき、以下の通り三択になると思います。

①とにかく早く資産形成→キャピタル重視

②プラ転するまで保有するから配当金もそれなり欲しい→どちらも

③ちょっとしたお小遣いが欲しい、再投資先をする→インカム重視

個人的にはインカム重視

 理由は資産最大化という目標以上にアーリーリタイアが目指す最終着地点になるからです。

働かずに生活をするという場合キャピタルによる差額による利益で生活もあります。しかしその場合不確実性がついて回ります、勿論インカムも減配リスクはありますが。

 減配されればそれは支出を押さえればよいですが、キャピタルの場合資産を大きく減らす可能性もあり、相場が読めないという点から考慮すればトレードで生活というのは個人的には避けたいです。

 つまり、前述の①~③において、③の”ちょっとしたお小遣い”だけで生活がしてぇ!!という私には、インカム重視の選択肢を取らざるを得ないという事になります。

インカムで生活するとなると、莫大な資産(3000万以上は必ず必要でしょう)を要するため、そこまではキャピタルで目指すという選択肢もありでしょう。現物だけでやっていけばアーリーリタイアまでは資産を失っても給与で生活ができるのですから。

仕事しながら投資するなら、スイングトレード以上の長期しかない

 どのような形態で仕事しているにしろ時間的拘束からデイトレが出来ない以上、週単位以上の長期トレードしかありえません。そこまで長期保有するなら、インカムキャピタル両狙いか、インカム狙いに絞るか、それくらいの選択肢しかないとも言えます。

 つまり、

時間があるならキャピタル狙いも視野にできる

・だけど、働きながらなら長期投資をしたほうがいい

と、やめたい夫は考えます(働きながら取引するのはやめましょうね)。

 そもそも労働者の立場で投資するのは制約が多いです。唯一の利点はクソみたいな時間的拘束の対価としてのわずかばかりの金です。ほとんど税金で取られますけど。

 この僅かばかりの金をどうするかは皆様次第です。

私は投資に使い配当金で生活するためにひたすら再投資と支出を抑える事に努めていきます。

それではまた次回お会いしましょう!

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