イベントが無いとコカ・コーラは定価で売れない話

検討

小売業店員の友人から面白い話を聞いたため、記事化。

またモトリーフールにコカ・コーラの見通しについてネガティブな記事があったため合わせてコカ・コーラについてまとめます。

店に卸す価格では儲からない

友人から教えてもらったのですが、友人の会社の営業がコカ・コーラの営業と話している時に

「ステイホームでコカ・コーラが自宅で飲む方に沢山お店で売れてます。さぞコカ・コーラさんは儲かっているでしょう?」

という話をしたら

「いえ、定価で売れないから儲からないんですよ~」

という謎の返しがコカ・コーラの営業社員からあったそうなんです。

もっと突っ込んで聞けばいいのにその時はそうなんですか、とその友人の会社の営業は話を切り上げたそうなんです。

で、その営業が友人にその話をし、その話を友人が私にしたという流れなんです。

  

さて、コカ・コーラ社は2020年Q1決算で4月の売上が25%ほど減少したという衝撃の数字を発表し、コロナショック後株価はそこから反発の目がありません。

青:KO オレンジ:S&P500

S&P500を牽引するのは、主にハイテク株やヘルスケア株等、アフターコロナでも安泰だと思われる銘柄たちです。

コカ・コーラは残念ながらその反発の流れに乗ることができていません。これはコロナショックの影響が長引くことを想定されているからにほかなりませんね。

コカ・コーラのQ1決算の内容は

  • 1,2月は好調だったが、3月にコロナの影響で不調になった
  • 4月は25%売上が現時点で落ちている。Q2決算は厳しいものになる
  • 持ち帰り(家で消費する)売上は上昇したが、野外(イベント会場等で消費する)売上は下落した

というものでした。

日本のコカ・コーラも外国と同じ利益の上げ方をしていると思います。すなわち、小売店に卸すペットボトルなどに入っているコカ・コーラが売れても利益は大したことがないという事ですね。

スポーツ観戦などのイベント会場では、確かに飲料は高めに設定されていることが多いです。これは、コカ・コーラが”定価”で売っているからという事になりますね。

小売店等では安く卸すことで、コカ・コーラの普及に努めつつ、イベント会場等のそれ以外のところで定価で購入させるという販売手法のようです。

人が集まるような大きなイベントは経済再開の中でも後回しにされやすいことから、コカ・コーラへの見通し不安が株価を下げているということになりますね。

なんとなく分かっていたことですが、こういう営業を通した生の声というのは重要ですからね、貴重な判断材料とさせていただきます。

コカ・コーラに投資妙味がないという記事

同社が増配を維持できたとしても、同社を新たに投資先とする場合、配当以外にメリットはほとんどありません。

株価収益率(PER)は約22.6倍と、S&P500の平均PERである20.3倍をわずかに上回る水準に過ぎません。

一方で、アナリストは同社の今後5年間の平均年間成長率をわずか1.86%と予想しており、S&P500の同5.35%を大幅に下回る水準です。

同社の問題は、自社製品は既に世界200国以上で販売されているため、大きく成長できる市場が残されていないということです。

利益を伸ばすためには、子会社の果実飲料メーカーであるミニッツメイドと、コーラ以外の商品に頼る必要があります。

しかし、同社の利益成長は長い間、一桁台前半にとどまっています。

【米国株動向】コカ・コーラ株に投資妙味はあるか?

モトリーフールにコカ・コーラ株に投資の旨味がないという記事がありました。

コカ・コーラ自体は世界的な健康懸念の逆風にさらされており、コカコーラゼロ等のカロリーオフ飲料の売上でカバーしている状態です。

あらたな商品開発に尽力しているのは決算上も明らかで、記事の指摘も最もだと思います。

昔から長期で保有していたのなら買付価格に対する配当利回りがかなり高くなっているため旨味があるが、そうでないなら投資妙味が無いということです。

なるほど、確かに成長余地という点では疑いがあるというのは分かります。ていうか確かにそうだな~って思いました。

まぁ先月投資したんですけどね(笑)

個人的にはまだホールド&新規買付はありだと思うけど…

こちらはコカ・コーラの配当推移及び配当性向(EPS基準&FCFPS基準)です。

増配率が弱まっているのは見て明らかですが、配当性向も苦しくなってくる水準ではないかなと思います。

 

ただ見切るにはまだ早いかなという感じ。特に2018年から2019年についての決算を目を通していると、フランチャイズ再編で好転していることが分かります。

あとブランド力のある商品を多数保有していることもポイントでしょうか。コカ・コーラが飲まれなくなるというのは、あまり想像しにくいポイントです。

イベント自粛が今後永久に続くようだと、定価で売れる機会がなくなるため小売店への卸価格値上げ等で対応せざるを得なくなるでしょう。

それでも売上が伸びないようで、社会の潮流が完全に砂糖ドバドバ炭酸ジュースNG!ありえない!って感じになったら売ろうかなと思います。

現状の私としては、どうせ数年以内に野外等のイベントはコロナ前と同様に復活すると思うし、結局皆は数十年後もコカ・コーラを飲んでいると思っているのでまだホールドのスタンスです。

 

今回コカ・コーラの記事を読んで、自分のホールドしている銘柄に対するネガティブな記事は積極的に目を通していきたいと思いました。

本当に持っているべきなのか?別の銘柄のほうが良いのか?というのは自問しつつ、銘柄に惚れすぎないように気をつけたいと思います。

 

それではまた次回お会いしましょう。

 

※関連記事です

コカ・コーラの2020年Q1決算記事です。Q2に対して超ネガティブな内容が嫌気されましたね。

コカ・コーラの銘柄分析記事です、また私の保有銘柄でもあります。

5月はコカ・コーラを新規買付しました。モトリーフールの記事の指摘のとおり配当目当てです(笑)

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