うわっ、私の退職準備スコア……低すぎ!?

雑記

日本人、退職準備に対して楽観的?

 日本人全体で見ると、運用成績が過去を下回っても退職後の生活をカバーできる「計画通り」は30%。一方で、このままでは退職後の生活設計を大幅に見直す必要がある「警戒」は36%だった。しかし、この客観的なデータに対し、主観評価はもっと甘い。計画通りだと思っている人の過半数が、実際はそうなっていない。また、客観的には「警戒」水準なのに、「計画通り」「あと一歩」だと思っている人は59%もいる。  

背景には、2000万円問題があれだけ騒がれたにも関わらず、退職までに必要な資金を把握していない現状もある。「分からない」と答えた人は52%に上った。

(中略)

特に厳しいのが20代の若年層だ。日本人全体では「警戒」水準は全体の36%だったが、20代では比率が53%まで高まる。(中略) しかし、収入から貯蓄に回す比率を示す貯蓄比率は7%と低く、しかもその運用方法は44%が銀行預金などの元本確保型だ。一方で、退職希望年齢は、若年層が最も低く、63歳。「若い人ほど早くリタイアしたいと考えている。50代を見ると、所得が高いほど早くリタイアしようとしていて、これは分かる。しかし、若くなるにつれて、退職希望年齢が若くなっている。もう一つの課題だ」

若い人ほど早くリタイアしたい 日本人の退職準備は楽観的か

面白い記事を見かけました「若い人ほど早くリタイアしたい 日本人の退職準備は楽観的か」。

老後二千万円問題が出てから一年が経過したものの、自己の退職後の資産管理が甘く、特に二十代は退職希望年齢が最も低いのに安全水域である人が世代別でも少ないというものでした。

まず衝撃的なのが、「若者の退職希望年齢が低い=アーリーリタイアの希望率が高い」という先入観で記事を読んでみたら、退職希望年齢の平均が63歳という点。

アーリーリタイアを希望しておきながら、その実、資産設定や現在の資産量が低めである、計画性が無いという甘い人が多いという記事かと思ったらそうではなかった。

むしろ退職希望年齢が早いのにといいながらも現在の一般的な定年を過ぎている63歳が平均の時点で何を言っているのかと。

63歳まで働くにしても、退職後にかかるコストが検討不足ですよという記事でした。

「若い人ほど早くリタイアしたい」というタイトルも、63歳という定年過ぎまで働く前提であれば早くリタイアしたいと言うほどではないでしょう。

確かに定年まででも退職後の準備としては不足しているか?

しかしながら記事を見ると確かにそれは大丈夫なのか?生活に余裕がないだけで昇給すれば変わるのか?という点があり、収入から貯蓄に回すりつが7%というところです。

例えば新卒手取り15万円、ボーナス四ヶ月で「15万円x16=230万円」が年間の手取りになります。

仮にここから貯蓄率7%だとすると16.1万/年で貯まるわけで、昇給などを考えても、22歳~29歳の8年間で150~200万が平均的な貯蓄額となる計算です。

若い人ほど早くリタイアしたい 日本人の退職準備は楽観的か

記事元には20代の資産残高の20代中央地が87.5万円、30代が250万円……となっていました。

アンケートを元に算出、とありますがおそらくこれは資産運用、投資等を通して退職準備をする人が対象なのか、若干平均よりは多め。

統計局の発表したデータを元にグラフ化した年齢別資産の平均値と中央値のグラフです。

2つデータを見比べると、貯蓄率7%というのは、20代の平均資産額128万円という数字から妥当性があると思います。

一方資産残高の中央値はやや記事のアンケートが高めになっています。

これを意味するところは、日本人は退職後の資産準備に対して楽観的と表現されている。

しかし一方でアンケート対象者は日本では比較的資産を貯めている人たちであり、日本人全体を俯瞰すると退職準備スコアは更に低い水準となる、ということですね。

無いならそのレベルの老後余生を過ごせばいいじゃない

そもそも、老後2000万円問題というのは”現役時世代の平均支出水準をそのまま老後も維持する”という前提に立っています。

参照元の記事でも

フィデリティの調査では、希望や自己認識と、客観的な数字の大きな乖離(かいり)が明らかになった。野村HDも、先日「資産寿命」が簡単に計算できるスマホアプリをリリースした。必要となる資産額と現実とのギャップを、シンプルに把握できる。「2000万円」といった一律の数字ではなく、各自が自分に必要な金額を把握し、それに対応する処方箋は整いつつある。

若い人ほど早くリタイアしたい 日本人の退職準備は楽観的か

自己評価と客観的な資産の乖離が問題なのであって、老後2000万円とかではなく、自己に必要な金額を把握し計画的に過ごすことを結論としています。

年金問題とか、年金制度崩壊とかよく言われますけど、年金って基礎老齢年金の他に障害者年金、遺族年金と人生においてリスクがある事象(長生き、障害者になる、親を早くに亡くす)に対処するためにある言わば保険的な側面が強い制度です。

現役時代にお金を徴収して、老後それで食っていくために作られた制度では決してありませんしね。

アーリーリタイアする人の退職準備スコアは厳しい……

退職準備スコアがどういう基準で決めているのか具体的な基準は記事にありませんでした。

しかし、退職後の生活を充分にまかなえる資産を保有できるか?という事を基準にしていると思われるので、アーリーリタイアを目標にする人は、退職準備スコアがよりシビアな事になります。

例えば40歳までしか働かないのであれば、年金支給開始時期まで25年あります。

25年を年200万で過ごすとしても5000万円が必要になる。

仮に40歳までに5000万を貯めたとして、年間200万円を支出していればそれで貯金ゼロで年金受給開始(笑)

これを解決するためには5000万円をリスク資産に変換して資産を増やすか、支出を減らすしか無い。もしくは両方か。

自分の退職スコアを考えると相当厳しいなというのを実感します。

現在28歳、目標リタイアタイミングは40歳まで。

現在の資産は現金約89万、リスク資産約454万の計543万円ほど(笑)これでリタイアとか(笑)

と(笑)という煽り的な文字を付けたくなるような状況です。

現在支出を5万円ほどに押さえていますがこれは給料から厚生年金や共済組合費、寮費を天引きしているからです。

仮に国民保険、国民年金に切り替えて一般的な民間アパートを借りるとなれば、月々平均支出は10万円を超える可能性があります(個人的にはアーリーリタイアすれば激安アパートに住むつもりですが)。

急を要する支出などを考えて、今の生活水準を維持するとしても、年間150万円ほどの平均支出になると見なければなりません。

こうすると、40歳までに何とか4500万円を用意すれば、貯金を切り崩して65歳に到達できる、という計算になります。

現在220万円(ボーナス100万+毎月10万円)ほど年間で投資しています。昇給するとしても今後12年で投資出来る金額は3000万円ほどでしょう。

完全に株価上昇してくれる事を祈るというか、それ頼み状態ですね。

日本人の退職準備スコアも気になるところですが、そもそも自分の退職準備スコアが完全に終わっている事に気付かされてしまいました……。

それではまた次回お会いしましょう。

 

※関連記事です。

半年前(2019年末)の総資産は435万円ほどでした。コロナショックを経ているとは言え半年で100万円しか増えていないのはちょっと残念です。

平均資産額からみても、40歳までに5000万円貯めるというのは難易度が高い事がわかります。

昇給する金額を想定して、年間投資計画及び想定配当を考えてみましたがコロナで割と分からなくなってしまいました。計画では39歳でほぼ5000万円行きそうなんですが、取らぬ狸の皮算用とはまさにこのことですね(笑)

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