【WFC】ウェルズ・ファーゴ銘柄分析

銘柄分析

バフェット銘柄で有名なウェルズ・ファーゴの銘柄分析になります。

コロナショックで絶賛低迷中の金融銘柄のデータを載せます。

WFCは金融株の中でも高配当ではありますが、連続配当が見込める株ではないですね。不祥事を起こした事は記憶に新しいです。

基本情報(ティッカー、配当利回り、PER、ROE)

社名:Wells Fargo & Company

ティッカー:WFC

セクター:金融

S&P格付け:A-

PER:7.76(2020/05/22時点)

ROE:6.52%(2020/03/31時点)

株価:$24.17(2020/05/22時点)

配当利回り:約8.44%

 

時価総額ランキングは3位です(1位JPM、2位BAC)。

ROEの数値としては、JPM、BAC、WFC、Cの中で最も低い6.52%ですね(PERはCに次いで3番目です。

 

コロナショックに備えて、2020年Q1に貸倒引当金として40億ドルを積みました。他の銀行株も同様の対応をしています。

FRBが債券買い入れをジャンク債まで幅を広げているため、銀行株へのダメージは多少緩和されていると思います。

 

米銀行大手ウェルズ・ファーゴは21日、不正営業問題を巡り、米司法省と米証券取引委員会(SEC)に制裁金として総額30億ドル(約3300億円)を支払うことで合意したと発表した。顧客の承諾手続きを経ずに銀行口座を開設したり、クレジットカードを発行したりする不正営業の横行が2016年に発覚していた。

米銀行ウェルズ・ファーゴ、不正営業で制裁金3300億円

ウェルズ・ファーゴは不正営業問題がありました。

日本でも同様のことがかんぽ生命保険で起きましたが、ノルマが強く課せられているため不正営業が起きてしまっています。

株価チャート

リーマン・ショックが起きた後、大きく反発しさらに株価は上昇していきました。

金融株特有の景気敏感な動きだと思います。

コロナショックの懸念としては、住宅ローン等銀行への米国消費者の支払い能力に集約されると思います。

解雇・減給などで支払い能力が失われると、貸倒れになるので。

今購入するとすれば、長期保有というよりかは反発狙いの中期トレードになるでしょうか。

1~3年レベルで保有すれば元の株価に戻りそうという私の単細胞思考ですが。

財務諸表

売上高、純利益、各キャッシュフロー、総負債

フリーCFの変動の激しさはJPモルガンなど他の銀行に特有の動きですね。

売上は金利に連動する感じかとも思いましたが、存外2017年~2019年でもそこまで上昇していませんね。

リーマン・ショック時にも純利益を上げています。

なお、NFC(純キャッシュフロー)は次のとおりです。

総負債、財務CFは次のとおりです。

負債は基本的に右肩上がりですね。

2016~2019年の金利上昇局面では負債は減少傾向です。リーマン・ショック後に大きく負債を増やしたことから、2020年もしくは2021年頃に再び負債が増える気がします。

EPS

EPSは2014年から頭打ちって感じですね。

2016年に不正営業が発覚しているので、そこから不調とも取れますが、銀行の純利益ってあまり安定しないですから参考程度でしょうか。

DER&BPS

JPモルガンでBPSがきれいに右肩上がりだったので、ウェルズ・ファーゴのもチェック。同じく右肩上がりになってますね。

BPS(純資産÷発行済株式総数)ですが、ウェルズ・ファーゴは後述のとおり自社株買いを2013年以降進めているのも影響していますね。

DERは上昇傾向ですが、銀行株では優良な数字ですね。2以上が多いので。

発行済株式総数

あまり積極的に自社株買いを行うわけではないと思いますが、2020年はリーマン・ショックと同じく増えるかもしれませんね。

配当金推移、配当性向 (連続増配10年)

配当性向はリーマンショック前と違って安定的です。

その点では増配可能性はまだまだありますね、ただ事業形態的にも増配へのこだわりはそこまで見せてくれなさそうです。

コロナショックで解雇してまで配当を維持する会社への批判も強まりましたね。

総括

逆張りとして買うには十分な水準だと思います。数年以内に株価が反発すると見込んで多少買ってもいいかなと思っているレベルです。

リーマン・ショック時と同様大減配があるかもしれませんが、反発するのと配当維持期待で保有とか。

 

昨年時点での配当性向も十分な数字で余力たっぷりですが、長期的な連続増配という銘柄ではないでしょう。

他の銀行同様コロナショック時における経営はかなり難しいとは思います。

不正営業、過度なノルマを課している状況は、多少改善されているでしょうが信頼回復にはまだ時間がかかるかもしれません。

コロナショック中反発する銘柄が多くありながら、WFCは下落傾向なことも要チェックですね、市場からのWFCへの不安が見て取れます。

配当利回り=リスクの高さということを念頭にいれたい銘柄ですね。

 

それではまた次回お会いしましょう。

 

※関連記事です

同業種時価総額No.1JPモルガン・チェースの銘柄分析です。傾向は同じ銀行ということでウェルズ・ファーゴと似ていましたね。

※ランキングに参加しています、クリックしていただけると嬉しいです。(クリックするとランキングに飛びます)


銘柄分析
シェアする
仕事辞めたい男の投資ブログ

コメント