【PEP】ペプシコ2020年第2四半期決算は予想以上の好決算

銘柄分析

キーポイントはスナック菓子の巣ごもり消費需要

米飲食品大手ペプシコの4-6月(第2四半期)決算は、売上高と利益が市場予想を上回った。消費者の自宅で過ごす時間が増え、スナック菓子の買いだめが広がった。同社は7-9月(第3四半期)について、一段と強気の予想を示した。

ペプシコ、予想上回る好決算-巣ごもり消費者がスナック菓子買いだめ

7月13日、ペプシコの第2四半期決算が発表されました。

市場予想の調整後EPSが1.25ドルに対して1.32ドル、

市場予想の売上159億3800万ドルに対して、159億4500万ドル

でした。

決算を経て一時138ドルまで株価は上昇しましたが、その後株価は落ち着きを取り戻しました。

売上は前年同期比約-3.1%、調整後EPSは前年同期比約-15.3%でした。

詳細をみると、前年同期比では全て減少していますが、コロナ禍においては比較的マシな状況と言えますね。

ペプシコの決算って謎の部門分類をしていて

  • FLNA:北米でのブランド食品及びスナック事業
  • QFNA:北米でのシリアル、米、パスタ等ブランド食品事業
  • PBNA:北米での飲料事業
  • LatAm:ラテンアメリカでの全事業
  • Europe:ヨーロッパでの全事業
  • AMESA:アフリカ、中東、南アジアでの全事業
  • APAC:アジア太平洋諸国、オーストラリアやニュージランドでの全事業

という地域別なのか事業別なのかごちゃまぜで売上を分類しています。

北米のみ事業を3つに分けている感じですね。

これを見ると確かに食品、スナック類部門であるFLNA、QFNAは前年同期比で売上が上昇しています。

その一方で北米飲料事業であるPBNAは売上が7%減少しているのが分かります。

これは外出自粛の影響で飲料などイベントに伴って売上が伸びる事業が減収した一方で、巣ごもり消費におけるスナック菓子が多く売れたことが理由とみて間違い無さそうです。

ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アフリカ&中東&南アジア、太平洋諸国での飲料:食品事業のおおよその割合はこの様になっています。

ラテンアメリカは9割が食品、太平洋諸国は食品75%と偏りが見られますが、ペプシコ全体でみると前年も今年も売上は45:55とほぼ半々の割合のようです。

コカ・コーラとは対照的になりそう

ペプシコは大手包装食品会社の中でも4-6月決算の発表が早めに予定されていたことから、市場は今年の情勢激変に対する消費者の反応を知る手掛かりとして、同社の決算に注目していた。ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)はペプシコについて、世界のスナック菓子市場におけるシェアが高いことから、良好な位置にあると分析している。

ペプシコ、予想上回る好決算-巣ごもり消費者がスナック菓子買いだめ

Q2決算期の中でもかなり早めの発表で注目されていたペプシコですが、内容としては中々だったと思います。

以前銘柄分析でも書いたとおり、事業が飲料のみならず食品にも幅広く手掛けているのがディフェンシブ性を有しています。

それが今回のコロナ禍ではうまく発揮された印象があります。

強いブランド力で飲料のみを販売展開するコカ・コーラに対してペプシコは営業CFマージンやS&P格付けで負けているのですが、事業形態が機能しました。

コカ・コーラの決算は7月21日ですが、ペプシコを見る限りQ1決算で言ってた「4月売上25%減少」が6月までずっと続いてはいないんじゃないかなと思いました。案外市場予想がネガティブすぎて、予想を上回る決算になるかも。

今回の決算は市場の悪い予想を上回っただけですので、株価下落は避けた、という見方でよろしいかと思います。

株価を上げるにはどうしても売上を上昇させた、またその期待が強く見れる事が必要ですからね。

そういう意味では比較的好調な決算とはいえ、株価は上値が重い展開が続くかもしれません。

 

それではまた次回お会いしましょう。

 

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ワクワクドキドキの決算期が来ました。保有銘柄の決算は一応目を通しますよ。

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