【MMM】スリーエムは決算内容悪く、株価5%安に!

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決算概要

第4四半期の概要は「3Mの決算ページ」によると以下のとおりです。

  • 前年比売上2.1%増加
  • 1株あたりの利益は1.66ドル(調整後は1.96ドル)
  • 営業CFは23億ドル、フリーCFは18億ドル
  • 配当及び自社株買いで10億ドルを株主に還元した

という内容でした。

3M決算スライドから引用しますが、売上こそ2.1%増えていますが、粗利益の時点で前年比で負けており、さらに販売コストなどは増えてしまっています。

結果、純利益が前年比-28.1%、EPSも前年比-26.9%とかなり印象が悪い結果になっています。

年末に向かって米中貿易摩擦緩和期待から、株価が160→180ドルまで上がっていたのですが、一気に株価を下げてしまいました。

殆どの部門で売上を下げています。

主に4つの部門がありますが、唯一「Consumer」部門だけ営業利益、売上利益率を上昇させています。

第4四半期のEPSは昨年が2.27ドル(調整後2.31ドル)でした。

減少率は調整後で-15.6%です。

2019年の通算決算概要は以下のとおりです。

  • 前年比売上1.9%減、売上は321億ドル
  • 調整後のEPSは9.1ドル
  • 営業CFは71億ドル、フリーCFは過去最高の54億ドル
  • 配当と自社株買いによって47億ドルを還元

米中貿易摩擦の影響がモロに出た1年だと言えますね、中国市場における売上減速懸念の1年だったと思います。

通年決算レポートがまだ出てきていないので、通年決算レポートが発表されたら銘柄分析のデータを更新しようと思います。

全体的に売上が下がり、2019年通年でもフリーCFが増えた事をアピールすることくらいしか無いのかなという印象です。

株価5%超安に

工業製品・事務用品大手スリーエムの去年10月から12月期の決算は中国市場で自動車や電機関連の需要が伸び悩んだことなどから調整後の1株利益は市場予想を下回りました。2020年通期の1株利益の見通しも市場予想を下回りました。また、スリーエムは海外事業の見直しなどのため、1,500人の人員を削減するとしています。決算発表を受け、株価は5%を超える下げ幅となっています。

スリーエム決算 中国市場の減速が影響

以上の決算を受けてスリーエム株価はコロナウィルス感染症問題で株価を下げていましたが、更に下げました。

スリーエムは株価を180ドルまで上げてましたが、現在165ドルまで下げています。

配当利回りは、現在約3.2%となっています。

スリーエムの配当利回りが3%を超えるタイミングというのは非常に珍しく、絶好の買いタイミングであるといえますね。

昨年の2019年10月の150ドルという水準であれば、配当利回りが3.7%となります。

2020年も受難の年になりそう

昨年比で国・地域別売上高を比較するスライドがMMMにありました。

今回、マイナスを生み出したのはアメリカ日本ヨーロッパでした。

米中貿易摩擦よりも、他の国での売上高が減少してしまっている事を示しています。

第三四半期の地域別の売上高変化のスライドは以下のとおりでした。

明らかに中国で減速しているということが分かりますが、第4四半期は米中貿易摩擦関係なく決算が芳しくないと言えます。

とはいえ、売上高は前年比上昇していますので、全てが悪いということではありませんが、中国以外もマイナスに転じているということは気をつけておくべきでしょう。

スリーエムの通年の前年比の数値を見ても、マイナスが多いことが分かります。

PERも21と割高水準ではありますので、飛びついて買わずに少し様子見をしても良いかもしれません。

それではまた次回お会いしましょう。

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