【JPM】JPモルガン&チェース銘柄分析

銘柄分析

コロナショックでFRBが低金利政策に転じたことから、低迷している金融セクターのNo.1銘柄であるJPモルガン&チェースの銘柄分析記事です。

銀行業その他金融全般をしていることから、財務諸表上数字が安定しないところがありますが、参考程度にどうぞ。

基本情報(ティッカー、配当利回り、PER、ROE)

社名:JPMorgan Chase & Co.

ティッカー:JPM

セクター:金融

S&P格付け:A+

PER:8.45(2020/05/15時点)

ROE:34.8531%(2020/05/20時点)

株価:$91.33(2020/05/20時点)

配当利回り:約4.06%

 

米国時価総額No.1銀行のJPモルガン&チェースです。NYダウ採用銘柄ですね。

銀行、貸付や投資、資産管理等金融業全般を手掛けていますね。個人向けだけではなく企業や国向けの運用業務にも携わっています。

2019年通年決算書より
2019年売上割合

株価チャート

JPMの長期チャートになります。

米株によくある形ですが、リーマン・ショック後から急激に株価を伸ばし、コロナショック前では140ドル付近まで到達していました。

コロナショックを受けて、現在80~90ドルを推移しています。

政策金利や景気に大きく左右される銘柄ですので安定性に欠く動きになるのは致し方ない所でしょうか。

財務諸表

売上高、純利益、各キャッシュフロー、総負債

売上、営業利益は安定して増やしているものの、キャッシュフローは非常に大きくプラスマイナスに動いていますね。

銀行銘柄には特有の激しい動きですね、リーマン・ショック時も変わらず純利益をプラスにしているところは評価したい部分ですね。

債務CFに関しても、営業CFと別にこちらも本業の設けに含まれますね。

総負債は基本的には増加と減少を繰り返しながら増加していっています。

EPS

EPSはリーマン・ショック後きれいに右肩上がりで推移しています。これは株価の変動と似た動きをしていますね。

2020年以降の動きは要注意ですね。

2009~2015年までは実質0金利でしたが、売上、EPS共にわかりやすく停滞していることが分かります。

決算書にはBPSについても言及されていて、非常に綺麗にBPSに推移していることが分かりますね。

DER

普段は財務の安定性としてCRとDERをチェックしていますが、DERしか見つからなかったためDERのみです。

DERは0.9以下が優秀とされますが、リーマン・ショックを起点に減少傾向ではあるものの2019年時点でも2.43です。

銀行業は基本的に大きめになる傾向がありますね、シティグループは約3、バンク・オブ・アメリカは約2、ウェルズ・ファーゴは約1.77でした。

発行済株式総数

地味に減少傾向、積極的では無いにしろ自社株買いはしていく傾向にありますね。

配当金推移、配当性向 (連続増配9年)

配当性向は30%前後で安定推移しています。

リーマン・ショック時には容赦なく減配していることから、コロナショックでも減配する可能性は大いにありますね。

2008年の配当性向100%超え後の大減配がありますし、無理に増配することは無いでしょうね。

総括

減配リスクはあるし、コロナショック下における低金利がどこまで続くかという不透明さが現在の株価につながっていると思います。

個人及び中小企業向け銀行、貸付業務が利益の5割近いことから、低金利下では厳しい収益状況が続きそうですね。

長期的に考えれば株価が上がることが想定されますが、2009年以降のリーマン・ショック後0金利状態での株価の推移と同じになるとすれば、あまりキャピタル益は期待できないかもしれません。

 

時価総額No.1の金融セクターではあるものの、銀行業特有のキャッシュフローの安定性に欠く数値、参入障壁の低い業種であることは長期保有には適さない点は要注意ですね。

 

それではまた次回お会いしましょう。

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