【JPM】JPモルガンの第2四半期決算は予想を上回る

銘柄分析

厳しい金融状況の下でもトレーディング収益最高

米銀最大手JPモルガン・チェースの4-6月(第2四半期)は前年同期比で51%の減益となったものの、過去最高のトレーディング収入が寄与し、減益幅は市場予想より小幅だった。

  一方、新型コロナウイルス感染に伴う事業閉鎖や失業増加を受けて、貸倒引当金も過去最大の105億ドル(約1兆1300億円)となり、アナリスト予想を上回った。

  トレーディング事業は市場乱高下の恩恵を受け、債券トレーディング収入は前年同期から倍増、株式トレーディング収入も30%余り増えた。トレーディング収入の過去最高更新は2四半期連続。

JPモルガン、トレーディング収入過去最高-貸倒引当金も最大

7月14日、JPモルガンの2020年第2四半期決算が発表になりました。

売上及びEPSはそれぞれ予想を上回り、

予想売上:302億9000万ドル

結果売上:338億1700万ドル

予想EPS:1.04ドル

結果EPS:1.38

でした。

14日の発表を受けてJPモルガンの株価は現在上昇中です。

7/14以降のJPM

現在ちょうど100ドルくらいですが、年初来チャートを見ると未だに不安がくすぶっているのが分かります。

JPM年初来チャート

一時期の90ドルを下回る状態でしたが、現在はある程度安心感が広がっているようにも見えます。

今回の決算は売上だけで見ると前年同期比15%アップでした。

しかしながら純利益(NET INCOME)は前年同期比-51%となっており、これは記事にもある通り貸倒引当金が増えた事が原因ですね。

未だ市場の金融及び負債増大への懸念が同社への懸念を拭いきれない部分があるのは間違いないでしょうね。

FRBは2022年まで金利を上げないとも言ってたのでそれも尾を引いている感じでしょうか。

思ったより悪くないと思った

株価の反応を見るとおりですが、個人的にも思ったより悪くないと思いました。

ゼロ金利で利ざやで稼ぐやり方は通用しない一方、トレーディング収益など資産運用による収益もあるのでそこが確認出来たから良いかなと。

ただし、やはりFRBの無制限の債権買入れは結局の所債務を大きくしただけという側面が強く、市場にお金を流したのは良いけれどもこれを各社ちゃんと返済できるんかいな?という意味で問題が大きくなって先送りになった印象を私は抱いています。

そう考えると、やはり同社は未だ危ういところでバランスを取っている状態だと言わざるを得ないかと思います。

ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は発表資料で、強いバランスシートのおかげで「あらゆる事態に対応することができる」と説明。「経済状況が実質的に大きく悪化しない限り、配当支払い継続が可能だ」と表明した。

JPモルガン、トレーディング収入過去最高-貸倒引当金も最大

まだ配当は維持する模様。

まぁここまでチェックしておいてあれですが、私、JPMのホルダーじゃないんですよね(笑)

株価が90ドル未満だった時は利回りがなんと4%を超えていて「こりゃ買うしか無い!」と思いながらKOやIBMなどにうつつを抜かしていたら100ドルに。

また90ドル未満にならないかなーと思っていましたが、この決算だとちょっと厳しそう、110ドル行けるかも(こう言うと下がるのであえて上がる予想)。

ゼロ金利環境ながらJPモルガンは生き残れるのか!

今後の金融業界から目が離せませんね!

 

それではまた次回お会いしましょう!

 

※関連記事です

一応今月の買い増し候補にJPモルガンはありますが、100ドルだとうーん……。利回り的には買っても良い水準だと思っていますが。

JPモルガンの銘柄分析記事です。

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