【JNJ】ジョンソンエンドジョンソン銘柄分析

銘柄分析

2019年のデータを反映させました。改めて2019年も優秀な数値を残していることがわかりますね。

今後も増配年数を増やしていくものと考えられます。

基本情報

社名: Johnson & Johnson

ティッカー:JNJ

セクター:ヘルスケア

配当金:$3.75(2019年)

増配年数:57年

 

ヘルスケア銘柄としてかなり有名な会社ですね、ジョンソンエンドジョンソンです。

増配年数57年、増配王としての名に相応しい安定感を有する会社ですね。

医療品をメインに取り扱う会社です。

凄い似た会社のSCジョンソンのスクラビングバブルはトイレ掃除用によく買っていますw

JNJの商品で日本でよく目にするのはリステリンやアキュビューでしょうか。

財務諸表を見る

2005~2019年

健全すぎる財務諸表、2017年は税制改革の影響が多少見えますがこれほど素晴らしい財務諸表グラフがあるでhそうか。

【素晴らしいフリーCF】

2006年は投資CFが大きくなったため(2005~2019年の間で最高)、マイナスになっていますが、それ以外はプラスです。

投資CF、財務CFは毎年マイナスですのでしっかり投資と返済にもお金を使うことが出来ています。

営業CF+投資CF+財務CFを足した数値をCF純利益としてグラフ化します。

これを見ると、極端にプラスやマイナスになっておらず、ちゃんとしたお金の流れを維持していることが分かります。

【右肩上がりの売上】

完全な右肩上がりではないものの、凸凹しながらキレイに右肩上がりとなっています。

一方純利益は2014年頃から横ばいになっています。

今後純利益を上げることができるかは要チェックですね。

【圧倒的に安定した営業CFマージン】

営業CFマージンとは、営業CF/売上高で計算され、売上高に占める営業CFです。

売上に占めるキャッシュの流入ですから、この数字が安定しているほどキャッシュ創出力、価格支配力があるということになります。

安定的に25~30%の間を推移しており、今後も続くことが想定できます。

EBITDA、EBITDAマージン 、総負債、財務CF

EBITDAや同マージンを見ると、最近は横ばいになっています。純利益と同じですね。

総負債は訴訟にかかる賠償金の増加に伴って増加傾向です。

EBITDAは真の収益力といわれ、昔不正会計でいじられた数字ですから最近は信頼における数字とまでは言われなくなりましたが、それでも参考になる指標です。

EBITDAはマージンは安定して推移していますが売上増加に伴い下落傾向です。

販売コストや税を除けば売上が上がってもその分お金が入ってきているわけじゃないのが分かります。

しかし安定したグラフですね。

債務の安全性(CR:流動負債比率、DER:負債資本倍率)

DER(負債資本倍率)は1以下が良いと言われています。上昇傾向ですが未だ0.3台と申し分のない数字です。

自社株買いが進んでますが、その分総負債も増えてますのでこんなもんかな。いまだ安定値です。

CR(流動性比率)は2を目安に安定と言われています。

流動資金/流動負債でCRは表し、1年以内に現金化出来る資産/1年以内に支払う債務で表されます。

1を超えているのであればすぐさま負債を支払うことが出来ます。

総負債が増えた2017年からこちらも数字を下げてしまっていますが、まだまだ安泰ですね。

発行済株式総数

ここ5年はずっと右肩下がりです。

株主還元が配当と自社株買いでなされていることが分かりますね。

長期保有に適した銘柄であることが一見明らかです。

とはいえ、増やすこともあるのは仕方がないでしょう。

配当推移および配当性向

文句なしの配当推移です。

配当性向も2017年は税制改革でEPSが減少しただけですから、全体的に本当に安定しています。

しかし配当性向が地味に右肩上がりになっていますので、自社株買いと配当微増を繰り返しつつEPSを上げていく作業が続きそうですね。

配当利回りはこの様になっています。

2013年前までは配当利回りは3%超えでしたが、現在株価の上昇が著しく配当利回り3%を超える機会を待っていると投資機会を逸してしまいそうです。

私は配当金生活を目指していますので、JNJほどの会社であれば配当利回りが3%を超えた時点で投資して良いと思います。

3%、欲を言えば3.5%の時に投資をしたいと思います。

その場合の株価は2019年配当が3.75ドルですので、1株あたり107ドル……リセッション入りして大きく調整が入らない限り難しそうですね。

チャート

右肩上がりのきれいなグラフになっています。

今後米国経済はリセッション入りするのではないかと言われていますが、$100あたりまでは下がるでしょうか。

ディフェンシブ銘柄とはいえある程度下がるのは避けられないと考えます。

ただ、その場合は投資チャンスでしょう、ポートフォリオのバランスが崩れない程度に投資をしたいと考えます。

ヘルスケア銘柄といえばP&Gやユニリーバも有力な銘柄ですのでいずれこれらも検討をしたいと思います。

ジョンソンエンドジョンソンの現状の確認

問題は訴訟リスクでしょうね。

ベビーパウダーに発ガン性物質(アスベスト)の混入があった事を認識して販売していたとして、集団訴訟を起こされるリスクを負っています。

ていうかガンガン支払い命令でてます。

今後もこの問題は長続きすると言えますが、一方で売上やフリーCFも順調に増加しており、一時的に支払いは営業CFでマイナスにされるとは言え一時的なものと言えます。

本家の営業がうまく行っている以上、訴訟についてニュースが出る度に株価が下がりますが、これは買いのチャンスと見ることができますね。

総括

配当性向も余裕があるし、増配もしっかり連続増配を守っているし、長期投資家に人気なのも頷ける会社です。

個別銘柄で最初に取り上げる銘柄では無かったかもしれません(笑)

すべての数字で完璧と言わざるを得ないと思いました、それくらい素晴らしいと思います。

株式投資が会社を保有するというものである以上、その会社の本業がうまく行っているか?という点に関心を示す所、全く問題がない素晴らしい会社だと言えます。

歴史的に訴訟を多く受けてきた会社ですので、多少の訴訟リスクは株価下落チャンスと見て取れます。

一方で、売上高が連続して下落していたり、フリーCFが不安定(連続でマイナスになるとか)が多くなるとちょっと怪しいと思います。

参入障壁が高い業種とは言えないので(特許とかはあるだろうけど)、営業がうまく行っているかが注目ポイントだと言えますね。

2020年2月現在、株価が150ドルと割高な状態ですので中々手を出しにくい状態ですが、チェックして安くなったら手を出したいとおもいます。

それではまた次回お会いしましょう!

※2019年第4四半期の決算記事です。

※S&P格付け同じくAAAのマイクロソフトの銘柄分析記事はこちらです。

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