【5月】米ISM製造業総合指数は43.1ポイントで久しぶりの前月比上昇

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5月のISM製造業景況感指数は43.1

米供給管理協会(ISM)が1日発表した5月の製造業総合景況指数は4カ月ぶりの上昇となった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で活動に急ブレーキがかかっていた製造業が、低位で安定しつつある兆しを見せた。

米ISM製造業景況指数、5月は4カ月ぶり上昇-低位安定の兆し

米ISM製造業景況感指数が発表されました。

5月の内容は、前月比で上昇し43.1ポイントとなりました。

ISM製造業景況感総合指数チャート

4月を底にして少し反発しました。

経済再開を控えて見通しが若干楽観的になったということでしょう。

今週は雇用統計の発表もありますが、4月より悪化した数字が出るとの予想です。

先行指数も良くなってますね

May 2020 Manufacturing ISM

各項目を見ると、先行指数である新規受注が27.1→31.8と増加、49.7→50.4と微増しました。

在庫が微増した理由は、新規受注と生産が弱いために、短期的な顧客需要に対応するために納品業者が在庫を手元に確保したいと考えた事に起因します。

したがって在庫増加は悪材料ではありません(50を多少上回った程度ですしね)。

入荷遅延は76→68と減少しました。

コロナショックでは入荷遅延の数字が逆に作用しており、本来需要拡大で入荷遅延が生じるはずが、工場閉鎖などの供給縮小で入荷遅延が生じています。

減少は経済再開の効果が表れていると言っていいでしょう。

市場は無反応も、株価堅調

6/1のS&P500チャート

6月1日のS&P500はISMの発表も大きく動きませんでした。内容も概ね市場の感触と一緒でしたしね。

数字は4月より良くなったため、最悪期は越したと見ていいと思います。なんかデモが激化してアメリカヤバいことになってるけど。

ちょっと細かくてもうしわけないのですが、S&P500の各セクターのリターン一覧になります。

右端の年初来リターンを見ると、ほとんどのセクターがまだ赤字です。

一般消費財、情報技術、コミュニケーションの3つのみが年初来でプラスですね。

大きくマイナスとなっているのがエネルギー、金融、工業の三つになります。次いで素材、不動産、公共セクターもまだ戻しきれていない感じです。

セクター別のリターンを見ると、ここからS&P500が3月の最高値付近まで戻すには特にエネルギー株、金融株、工業などのコロナショックでダメージを受けたセクターが戻る必要があり、現在の3000ポイント付近から上昇するのは難しいかもしれません。

それだったらハイテク株等がさらにリターンを上昇させる方が可能性としてはありえそう。

とは言え原油価格もじわじわ戻してきていますので、なんだかんだ株価戻るんじゃね?と変わらずの楽観視スタンスで臨みたいと思います。

 

それではまた次回お会いしましょう。

 

※関連記事です

先月のISM製造業景況感指数の記事です。先月よりはマシになったとは言え、未だ厳しい数字が続いていますね。

4月のISM非製造業系共感指数の記事です。10年以上の50ポイント超えに終止符が打たれてしまいました……。

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