【4月】米ISM非製造業景況感指数は10年以上の好景気に終止符を打つ

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4月のISM非製造業景況感指数は41.8

米供給管理協会(ISM)が5日発表した4月の非製造業総合指数(NMI)は41.8と前月の52.5から低下し、2009年12月以来初めて景気拡大・縮小の節目となる50を割り込んだ。

4月米ISM非製造業景況、10年半ぶりに縮小 新規受注が大幅悪化

ISM非製造業総合指数は41.8と、50を大きく割り込みました。

ISM非製造業指数の各項目も4月は非常に悪い数字が並びましたね。

リーマンショック以来の低水準な数字です、2009年12月のISM非製造業景況感指数は49.8でした。

今回の41.8より悪い数字は、2009年3月の40.8でした(過去最低は2008年37.3)。

なお、市場予想は36.8でしたが流石にそれを下回ることはありませんでしたね。ISM製造業景況感指数と同じく、入荷遅延が大きく出てしまっているのが要因ですね。

本来入荷遅延が起きるのは、需要が大きくなるという経済拡大の示唆なのですが、コロナにおいては逆で生産停止による供給不足が原因なんですよね。

総合指数以上に、サービス業も甚大な影響を与えていると考えて良さそうですね。

 

項目別に見てみます。

製造業と同じく、入荷遅延、在庫は増加しました、それ以外は減少しましたね。

4月のISM製造業景況感総合指数は41.5だったため、非製造業はほとんど同じ数字になったようです。

3月まで製造業よりも非製造業の方が指数は良かったため、落差という意味では非製造業のダメージの甚大さが伺いしれますね。

 

「営業、生産活動」は26.0と先月の48.0から22も下がりました。

ISMの報告によると、これは歴代最低数値だそうで、総合指数ではリーマン・ショックを上回るも、実態としてはリーマン・ショックを超える経済ダメージであることがわかりますね。

また、4月の製造業と同じく「新規受注」が32.9と前月比で-20も減少し、「在庫」が46.9と前月比で+5.4増したことから、来月以降も厳しい数字が出ることが見て取れます。

「雇用」は30と前月比-17と、これも大きく減少しました。来月以降も厳しい数字が出ると思いますので、雇用は引き続きこの水準かより悪化した水準の数字が出るのではないでしょうか。

「価格」は55.1と前月比で-5.1でした。

製造業指数及び非製造業指数の「生産」が低下し「入荷遅延」が爆増していることから、供給不足による価格増加のようです。

ISMの報告によると、価格が上昇している商品例としては次のとおりでした。

航空貨物、クリーニング製品、消毒剤、手袋、医療サービス、医療用品、個人用防護品、マスク、手術衣、人工呼吸器

完全にコロナで供給不足になった商品たちですね……。

また、価格が下がった商品としては、チーズ、ガソリン、豚肉、鉄鋼製品などのようです。

今後も継続して50を下回りそうですね

S&P500のチャートになります。

ISM4月の発表が23時でしたが、なぜか22時30分には急上昇し、発表後も特に反応がありませんでした。

経済指標は失業率なども最近無反応ですね。

市場予想が36.8でしたが、それは上回る41.8だったということで、むしろ上昇しました。

 

リーマン・ショック級ではあるものの、リーマンと違うのがコロナ相場の下落・上昇スピードの速さですね。

営業・生産活動、雇用を見る限り現状は相当苦しいものですし、新規受注、在庫を見てもこれからも苦しい数字が出ています。

しかし、市場予想を見るにもはや全て織り込み済みで、現在市場が想定しているのはトランプ大統領が示唆しているように必要な所から経済再開を始め、そのまま前の状況に一定期間をかけて戻るというイメージでしょう。

(;^ω^)<え、経済再開…………?

いや、ここから中国曲線に入るかもしれないな!まだまだ分からんよ!

二番底があるとすれば、二次感染拡大か経済再開が想定よりもうまく進まない状況でしょうね。

二番底が来るかどうかは、これはもうわからないので、毎月定期的な積立投資を今後も続けていきたいと思います。

 

それではまた次回お会いしましょう!

 

※関連記事です

先月のISM製造業、非製造業景況感指数です。先月よりさらに下落しました。

4月のISM製造業景況感指数です。傾向が製造業、非製造業ともに近いですね。

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