【3月】米ISM製造業、非製造業は予想を上回るも、4月は悲観的か

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3月の米ISM製造業指数は49.1と予想を上回った

米供給管理協会(ISM)が1日公表した3月の製造業景気指数は49.1と前月の50.1から低下したものの、市場予想(45.0)ほど落ち込まなかった。ただ新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)に伴う混乱により、新規受注指数は11年ぶりの低水準となった。

米ISM製造業景気指数、3月は低下 新規受注が11年ぶり低水準

米国の3月ISM製造業景況感指数は、予想45.0に対して結果は49.1と予想を上回りました。

記事によると、予想を大幅に上回った要因は「入荷遅延指数」の上昇(57.3→65.0)にあります。

通常入荷遅延は、経済が活性化したという指標です。

しかし、今回は経済強制停滞による供給量低下が入荷遅延に繋がっているため、指標が正しく実態に反映されていないとも読み取れます。

3月の米ISM製造業雇用指数は43.8、前月は46.9

3月の米ISM製造業新規受注指数は42.2、前月は49.8

3月の米ISM製造業価格指数は37.4 (予想:41.2)、前月は45.9

3月の米ISM製造業景気指数は49.1 (予想:45.0)

米ISM製造業景気指数、3月は低下 新規受注が11年ぶり低水準

ISMの項目別指数はこのようになっています。

March 2020 Manufacturing ISM

ISMの公式から一覧です。

特にこの中で気になるのが「NewOrders(新規受注)」が49.8→42.2と大きく下げていることですね。

新規受注件数は先行指数ですので、この大きな下げは嫌な兆候ですね。

嫌な兆候もなにも、リセッション入り確定みたいなもんですが。

3月のISM非製造業指数は52.5とこちらも予想を上回った

米供給管理協会(ISM)が3日発表した3月の非製造業総合指数(NMI)は52.5と、2016年8月以来3年7カ月ぶりの低水準だった。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で経済活動が停止する中、新規受注や雇用指数が低下した。市場予想は44.0だった。

米ISM非製造業指数、3月は3年7カ月ぶり低水準 新型コロナで

市場予想の44.0ってマジですか?

流石にその数字は極端というか、市場が異常に悲観していたことがわかります。

米中貿易摩擦の指数の動きを思い返すと、市場の感覚(予想)と指数は一ヶ月程度ズレが生じることがあります。

というのは、米国の新型コロナウイルス感染者数の推移をみると、3月20日頃から爆発的に増えていて、3月の指数はコロナの影響を半分程度しか反映していないからです。

米国ISM非製造業指数の詳細は以下のとおりです。

March 2020 Non-Manufacturing ISM

ISM製造業指数と同じで、入荷遅延が52.4→62.1と急上昇していますね、こちらが上げの要因でしょう。

一方新規発注が63.1→52.9と大幅に下げているので、こちらも4月さらに下げることが見込まれますね。

いずれにせよ、4月のISMは製造業、非製造業いずれも悲観的に見る必要がありそうです。

 

※関連記事です

2月ISMは良かったです。金利も緊急利下げしていましたね。

利下げしてもドル高株安という状況です。現金高という状況は今でも続いていますが、2月から見れば、ドル円は円高にふれています。

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