【2914】JT(日本たばこ産業)銘柄分析

銘柄分析

先日株主優待が届きましたが、絶賛爆損中の私の保有銘柄の一つがこのJTです。財務状況を表にしてまとめてみましたので、検討をしてみたいと思います。

基本情報(2019/8/7時点)

会社名:日本たばこ産業株式会社

株価:2316円(2019/8/7現在)

配当金:154円/1株

配当利回り:6.65%

皆さんご存知日本たばこ産業。国内で唯一のたばこ製造を許された会社となります。

法律上独占許可がされており、かつ株の1/3を財務大臣が保有することが法律上定められてます。

タバコ産業は斜陽であることからメインはタバコの販売でありながら、M&Aで海外のタバコ事業を買収し拡大しながら、食品や医療品も展開していますね。

チャート

2016年から株価が下がり続けています。

2016年は世界景気減速懸念から景気が下がったことと、タバコの売上本数減少が変わらず減少し続けていること、為替リスク(この歳122円→108円という地獄があった)が影響して下がり続けていますね。

株価が期待値を加味していることを考えると、これからのJTにはあまり期待できないと、市場が評価していることがわかります。

PERが11.46倍です。

割安の目安が15倍であるところ若干割安です。

しかし日本のタバコ産業は他に比較できる会社がなくこれが割安なのかは判断が難しいですね。

外国株のアルトリアが約12倍、フィリップ・モリスが約15倍、ブリティッシュ・アメリカン・タバコが約10倍であり、全体的にPERは15倍を下回る傾向にあるように思えます。

世界的にたばこの売上が失速しているため、全体的に割安状態になってしまっていると言えますね。

財務状況

JTのホームページから2011年からの推移をまとめてみました。

2014年から会計基準を変更しているため、2014年からのデータになります。

【配当性向が最近高い】

近年は増配傾向にあり、ここ2013年からの金額の推移は、68円、96円、100円、118円、130円、140円、150円、154円と常に増配し続けています。

配当性向は増え続けていますが、いまだ100%を超えていません。

2019年までは増配していましたが、2020年は増配せず配当性向予想は90%となっております。

配当が株価を支えているのは会社としても分かっているものの、配当性向が高くなると増配しなくなるのは印象が良くないですね。

【2016年の投資が売上に影響してない】

2016年に多額の投資をしており、この年はフリーCFもマイナスになってます(グラフ中フリーCFがマイナスなのは2回だけですね)。

……なのですが、売上が伸びてないのが気になります。もちろん投資をしているとは言え、その効果がすぐさま現れるとは限らないのでまだ分かりませんが、2,3年経っても同じであればかなり微妙と言えます。

総評

株主還元志向の強い企業だが、財務上と世界的健康志向に不安あり

良い点、不安点をまとめます

良い点

・配当性向が高くなりつつあるが株主還元志向が強い。配当利回りが非常に高い。

・日本でたばこ製造を独占しているという強力な強みがある

・フリーCFはなんだかんだプラス、お金があれば配当は出せる。

不安点

・2016年の多大な投資CFが未だ芽が出てない。あと2,3年で売上が伸びなければ効果がなかったと言われてもやむ無しか(2019年も売上減予想)。

・外国のたばこ事業をM&A、吸収拡大しているようだが、そもそも世界的健康懸念からたばこ産業は売上本数の減少が懸念されてる。→販売価格上昇で対応にも限界はあるだろう。

 配当利回りが非常に高いため、あと100株購入はしてもいいかなとは思えます。しかし、現段階で将来への安定性(現状維持すら)への不安がつきまといます。

悩ましいのですが、円高の時は原則外貨を稼ぐ企業は為替の関係で売上が下がります。株安の時に買いたいものですが、円高なら外国株買いてぇ!

BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)も保有しているので、たばこ株だけ沢山持つわけにはいきません。たばこ株の行く先に若干の不安はあるので……。

優先度は低いですが、どこかのタイミングでもう100株だけ保有しようかなと思います。

  

それではまた次回お会いしましょう!

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